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僕らの世界が終わる頃 (新潮文庫nex)

僕らの世界が終わる頃 (新潮文庫nex)

僕らの世界が終わる頃 (新潮文庫nex)

作家
彩坂美月
出版社
新潮社
発売日
2018-03-28
ISBN
9784101801216
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僕らの世界が終わる頃 (新潮文庫nex) / 感想・レビュー

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へくとぱすかる

読み終わるまで時間がかかったが、後半は一気読み。もしも自分がネットにアップした小説のとおりに、人が犯罪被害にあったら? 主人公の渉は不登校の状態にあり、14歳だから大人以上に大変な苦悩を抱えることになる。周囲の人物の視線よりも、ネットで攻撃される方がはるかに恐ろしいことが、現代という時代を典型的に象徴しているだろう。誰がこんなことをしているのかが作品最大の謎だが、物語を終わらせる手がかりを知る場面が、ミステリとしてのキーで、すごく秀逸だと思う。何度もピンチに陥る渉だが、やはり持つべきものは友だちだ。

2022/12/07

ren5000

表紙からラノベっぽいのかしらん?と思って読み始めたんですが、引きこもりの少年が書いた小説の中身に似た事件が次々起こって…。という内容でラノベっぽい感じを残しつつちゃんとミステリーしてました。自分が今の若者だったらもっと楽しく読めたかも?いかんせん自分がおっさんだけにまずまず面白かったで終わってしまった。

2018/06/11

佳蓮★道央民

★★★★★★やっぱり、彩坂美月さんのミステリーは好きだなぁ。一番最初に『夏の王国で目覚めない』を読んでから、この人は、なんて上手いトリックを使うんだ!ってビックリしながら読んでたけど、今回も見事に嵌まりましたね!本当にこれは、小説好きな皆に是非読んでもらいたい作品です!だって、引きこもりの14歳が小説を書いてるんだよ⁉️それも本好きな男の子が‼️めっちゃ面白かったです!!一気読みしてしまいました!グロさもあまりそんなにないし、とにかく次はどうなるんだろう?って頭の中で考えながら読み進めました!お勧めです!

2019/02/12

美葉

彩坂さん2作目。主人公がネットで書いた小説と同じような殺人(未遂)事件が現実で次々と起こっていく…という話。全体的になんだか中二病感があるけど、それはそれで面白かった。物語でメッセージを伝えるって素敵。「ここからまた始めることは何度だってできる。だから、生きて!」

2018/12/10

momi

小説の中に小説がある設定 !!現実と物語が交錯するミステリー!!二度美味しくて意外性もありで面白かった!! あることから不登校になり、引きこもりになった14歳の「渉」ほんの軽い気持ちでネット小説を書きはじめたのだが…まさか!小説で書いたことが現実に起こるなんて!!逃げだしたい消えてしまいたいと思う少年の苦しみや心の葛藤、ヒリヒリした痛みが描かれています!

2018/04/13

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