田嶋春にはなりたくない (新潮文庫nex)
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田嶋春にはなりたくない (新潮文庫nex) / 感想・レビュー
相田うえお
★☆☆☆☆19081 ①相合傘、上向矢印の一筆書きみたいなの、小学校の頃、よく黒板に書いてありました。今思えば、くだらない。。。②夫婦破局の前の修羅場、オバケなんかより ずーっと怖い!③スーパーで会計するとき、レジのおじさんに「レジ袋下さい」って言ったら、指を舐めてから袋を開けたぞ!もう、要らない!④熱々のカレーまんを頼んだら、レンジでチンしたカレーパンが!たしかに似てはいるが。。⑤携帯にカメラ、店内にカメラ、屋外のあちこちにカメラ、車にもカメラ、映画館はガメラ(余計だった。。)プライバシーはもう無い!
2019/08/29
papako
すごく楽しめた!空気が読めない、読まない田嶋春。大学のサークル活動でも浮きまくり。人の秘密や弱点などをハッキリと口に出していく。でも、本当に隠しておきたいことはわかっている。彼女に関わった人達は、そんな田嶋春によって変わっていく。この作家の男の子に都合の良さげな思考が反転させられる感じがいいな。油断出来ない作者の作品ですが、これは素直に楽しめました。油断はしないけどね。あ、単行本よりも、文庫の表紙が雰囲気あってます。そしてリーフで排ガス自殺、ツボでした。
2019/02/28
佐島楓
空気を読めない性格の田嶋春が巻き起こす騒動。春の周りの人々にも、春自身にもイライラする。このいらだちはどこからくるものやら。日常の謎とありますが、ミステリ要素はごく薄め。うーん。
2019/01/08
Junichi Yamaguchi
『嘘っぱち』… 昔、KYって言葉が流行っていたことを思い出した。 ダメなことをダメだと言える人。 最近では、忖度という言葉を耳にするようになった。 この作品のヒロインは、僕にもあった少年時代に親から口酸っぱく言われ続けたことを信じ、実践し続けているだけのようにも思える。 今の僕には眩し過ぎて直視出来そうにないや。。
2019/01/27
吊り太郎
書店にて可愛いキャラの表紙を見て、購入(笑)最近、高校生が多く迷っていましたので。。ちょっと成長して大学生みたいな(笑)空気を読めない田島春に巻き込まれた大学のサークル仲間、バイト先の先輩等、始めは関わると大変な事になると思い皆が避けるが、田島春の鋭い観察力と考察力で全てを見抜いてしまい、解決してしまう!良い事と悪い事をはっきりとさせ、グレーゾーンを認めない検事を目指す、田島春のキャンパスライフを描き、最後は皆、田島春を好きになってしまう!最終章は、田島春の女の子の一面が可愛かったですね(笑)
2019/02/07
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