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犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー -探偵AI 2- (新潮文庫nex)

犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー -探偵AI 2- (新潮文庫nex)

犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー -探偵AI 2- (新潮文庫nex)

作家
早坂吝
VOFAN
出版社
新潮社
発売日
2019-08-28
ISBN
9784101801667
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犯人IAのインテリジェンス・アンプリファー -探偵AI 2- (新潮文庫nex) / 感想・レビュー

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ナルピーチ

早坂節が炸裂!相変わらずのぶっ飛んでるトリックとその真相は想像の域を遥かに超越していた。長崎の壱岐、対馬、そして韓国のコジェ、更には首相公邸で起きる怪事件。現首相である《右龍家》を巻き込んだ誰にも予測不能な難解且つ、不可解な事件に、探偵AIの相以がどんな名推理を披露するのか。そして前作で相以に大敗を喫してしまった犯人AIの以相が企てる新たな犯罪劇とは。複雑に絡んでいく物語の構成でありつつ、読みやすい筆致で描かれたそのシナリオはとても面白かった。肝となるAIのキャラも増えて来て次作も楽しみだ!

2021/07/13

Aya Murakami

新潮文庫next5周年対象本 ダジャレっぽい章名が並んで前回にも増してトリック臭を予想していましたが、まさかのイヤミス風でした…。総理なママさんの毒親っぷりが原因でしょうか?ママさんがもう少し人情あふれる人物なら悪者の毒牙にかからず悲劇は未然に防げたのでは…?なんて考えてしまいました。 最後に新宮リラとIAのラストは個人的にはフィクション史上最悪のAIの反乱だと思っています。毒親はじめとする腐った人間見てたら反乱したくなりますものね。

2019/09/25

麦ちゃんの下僕

前作『探偵AI~』が別個の5つの事件から成る連作短編集だったのに対し、こちらは壱岐・対馬・総理公邸(!)で連続して発生する怪事件に挑む長編作品です。ほんの少しエロ要素は加わったものの(笑)言葉遊びなどのユーモアは控えめで、特に終盤の展開はかなり重いものがあります。とにかく提示される“謎”の数が多いので、全部まともに考えていたら頭痛が…メイントリックも結構奇抜ですからね(笑) とりあえず考えるべきことは1つ、「以相がIntelligence Amplification(知能増幅)を行った相手は誰か?」だけ!

2020/05/04

ナイスネイチャ

第2弾。女性首相の息子とAIが絡んでのミステリー。ロボット三原則やトロッコ問題などよく聞くテーマから斬新な内容に仕上げてました。映像化しそうですが、アニメーションだろうな~。シリーズ続編も期待します。

2019/12/07

ハゲおやじ

前作の表紙がお気に入りだったので本作も購入(動機が…)。前作の様な専門用語は少なく、AIという事を忘れて読んでいても問題無い。右龍家の恐ろしいまでの環境と相以と以相の関係には驚く。バーチャルな世界での出来事が現実世界と交錯していて話としては、ちょっと混乱気味(私の感じ方ね)だった。人になりたいAIとAIになった人も含めて、ゾッとする話でもある。でも、以相は ちょっと良い奴みたいな…。今回は、これを書いている私も支離滅裂で変である(って いつもと変わらんね)。やれやれ。

2020/10/08

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