デス・ストランディング 下巻 (新潮文庫nex)
デス・ストランディング 下巻 (新潮文庫nex) / 感想・レビュー
サケ太
明かされたかつての悲劇。そして、現代に繋がる事実。謎の男の正体。上巻からの伏線が回収されていくのはとても面白い。絶滅に身を任せようとする人々。サムはそれに抗う。彼が繋げた世界。全てが解決したわけでもない。それでも彼は配達人だ。運び続ける。そしてそれが絆を作ることになる。非常に面白かった。魅力的な世界観とキャラクターだった。
2019/12/11
活字スキー
【デス・ストランディングは、過去に何度も起きていた。現在のデス・ストランディングは、第六の大量絶滅期だ】元がゲームだけあって非常にビジュアルイメージの強い演出が多く、文字だけで想像するのはなかなか苦労したが、とても読み応えのあるSFだった。そして、非常に重く厳しいながらも希望の光につながる物語でもあった。生と死。ヒトをヒトたらしめるもの。たとえその行き着く先が絶滅という必然であろうとも。
2021/12/16
Kenji
読んでるとまたゲームがやりたくなりゲームしてると読みたくなり、の繰り返しで読むのに時間がかかった
2020/02/29
おりすと
遂に荒れ果てた大陸を横断したサム。明かされるアメリ・ヒッグス・クリフ、そしてサム自身の過去。〈デス・ストランディング〉とは何かが全て明かされる後編です。テーマとなっている『絆がり』が良くも悪くも世界を形成する要因であり、それに私達は向き合わなければならない、そんなメッセージが壮大な物語と共に語られ、結ばれます。ラストシーンを読むと、この小説で語られるサムの心情にゲーム内で見たサムの声や表情が結びついて、感極まってしまいます……運命は過酷だけれども、その中で生き延びてみようと思わせる、そんなエピローグでした
2020/03/22
Ryuya Matsumoto
おもしろかったけれど、世界観に僕の理解力が追いつかないところが…。いつかゲームもやってもたい。
2020/06/21
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