死神と弟子とかなり残念な小説家。 (新潮文庫 え 25-4 nex)
死神と弟子とかなり残念な小説家。 (新潮文庫 え 25-4 nex) / 感想・レビュー
りゅう☆
死神余見の弟子となったナナ。ツッパリ夜露死苦昭和の時代に死んだ17歳少年は女子の制服姿が似合うというね。いきなり認知症の老婆にサインをもらわなきゃいけない状況。右も左も分からないのに余見のムチャぶりは流石。そして分かったのがナナは心優しい少年ということ。すぐに自分の死を受け入れた女子中学生にまさかの緊急事態発生。3人目は残念な小説家。途中までサインしたけど、心残りを解決するが故に知った残忍な過去。ナナが…。新キャラ参上に期待したけど、奇跡が起こったでいいんだよね。余見、天堂の仕事っぷりはまだまだ見たいな。
2022/12/25
papako
死神シリーズ続けて。これも楽しめた!余見に弟子ができた。昭和のつっぱりヤンキー、ナナ。たんらんどかんからセーラー服に着替えて見習い死神に。おばあちゃん、女子中学生、そして小説家。まさかそんな結末になるとは。だんだん変化球が楽しくなってきました。しかしバレリーナの女子中学生は素敵でしたね。金平糖になれてよかった。あれはナナが悪いのか?天童に助けられて本当によかった。2冊楽しめたのは、ハッピーエンドだったからだな。
2021/11/13
本詠み人
生前のことを全く覚えていない少年が余見の弟子 死神見習いになる第4弾。ナナと名付けられた少年は、大したレクチャーも無いままOJTへ。最終話でナナの過去から驚愕の展開に「いやはや本当に、人間の『思い込む力』ってすごいですね!(中略)人間の脳の改竄力たるや。受け入れられないことは都合よく編纂し、認めたくないことは見なかったことにしてしまう」今回もブラックなマシンガントークを楽しませていただきました(笑)
2021/11/17
kei302
昭和ヤンキーが女子高生制服姿で死神見習い。 任されたクライアントは三人とも自分の死を素直に受け止める物わかりのよさ。シリーズ第4弾、最高です。ちょっと方向を見失い、迷走気味/スマン/の死神シリーズ、 起死回生(生き返ったら死神的にあかんやろ)榎田先生。面白かった、心に沁みた。死神の余見が弟子をとる。新キャラ投入、そうだよねぇ、余見には、伸びしろがないから死神見習いナナの登場致し方なし。 なのですが、ラストの仕掛けが泣けます。 ぎゅっときて、ぐぐっと連れて行かれました。次はいつ出るかな~。
2021/05/01
ゆきちん
シリーズ第4弾は、死神余見に昭和のツッパリ少年が女装制服姿で弟子入り。名前は名無しのナナ。研修期間で、老人ホームの元音楽教室。成功!バレリーナの少女。失敗。天使の力を借りる。この話は泣けるかも。そして残念な小説家の元へ。その小説家が…まさに衝撃のラストで面白かった〜!とても良くできたお話だった。
2021/05/31
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