路傍の石 (新潮文庫 ん 90-4 名作アニメシリーズ)
路傍の石 (新潮文庫 ん 90-4 名作アニメシリーズ) / 感想・レビュー
上品過ぎて僧侶のような寺
随分昔にテレビでアニメ化されたものを漫画にしたもの。山本有三なんて名前を知っているだけなので、試しに読んでみたが、山野一の悲惨漫画『四丁目の夕日』と良く似た気の毒さで驚いた。主人公・吾一は成績優秀な少年だったが、亡父が作った借金の為に、同級生(吾一より成績劣悪)の実家の呉服屋に丁稚奉公に。奉公初日に番頭から言われた「『吾一』という名前はは呼びにくいから、今日からお前は『五助』だ!」という理不尽は目茶苦茶な無茶苦茶で驚く。大変失礼な言い方だが、吾一と五助は目糞鼻糞である。吾一が上京して終わる。続き気になる。
2020/02/10
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