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アンをめぐる人々 (新潮文庫 モ 4-8 赤毛のアン 第8)

アンをめぐる人々 (新潮文庫 モ 4-8 赤毛のアン 第8)

アンをめぐる人々 (新潮文庫 モ 4-8 赤毛のアン 第8)

作家
モンゴメリ
Lucy Maud Montgomery
村岡花子
出版社
新潮社
発売日
1989-11-22
ISBN
9784102113080
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アンをめぐる人々 (新潮文庫 モ 4-8 赤毛のアン 第8) / 感想・レビュー

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1039kuri

実家読み。アンにゆかりのある土地の人々の短編集。小2頃、母が読み聞かせてくれた一冊で。眠る前に、一編もしくはその半分で…残りは続き…。これ、小2には難しいと思うよお母さん、と思う。だって、大人の話だから。当時の私はちょっとミステリーっぽい「夢のこども」とか「ヘスターの幽霊」にドキドキするのがせいぜいだった。今回、アンの出てこないアンの世界、私には、アンよりも一層深く、人の普遍的な優しさ、脆さ、すばらしさが描かれている様に思えて、感動している。母は自分の大好きな本を、一刻も早く私に教えたかったのだろうなあ。

2014/06/22

ミクロかめ

ちょっと悲しいお話が多かったかな。やっぱり、どの時代にアンと関わった人かが思い出せないけど、それでもそれぞれの人柄がわかるから面白い。

2017/03/31

amanon

解説にもあるように『〜友達」の続編的な短編集で、アンは殆ど登場せず。そのいくつかは、モダンなアメリカの短編という趣で、本来のアンとは幾分毛色が違っているのが妙か。後前編で見られたユーモアや快活さは後退しており、人生の悲哀を感じさせるものが目につく。個人的にとりわけ印象に残ったのが、順風満帆の時は見向きもせず、逆境にあったときにこそ愛情を示すヒロインの姿を描いた「セーラの行く道」か。それこそアンの一面をより強調した感がある。後、「ベティの〜」は中年男の妄想を掻き立てること請け合い?ある意味罪作りな作品かも?

2018/01/03

みっちゃんxox

Further Chronicles of Avonlea 続アヴォンリーの記録。第4巻アンの友達の続編。アヴォンリーに住む人たちの数奇な運命が描かれています。基本、ハッピーエンドです。ほっこりしたり、胸が痛むものもあります。人生いろいろです。このシリーズ通して、恋人?求婚者?のことを崇拝者と言っているのに、時代を感じる。

2022/02/16

at@n

おそらく再読。村岡花子の訳は非常に読みやすいく、読んでいて楽しい。復活主義とはキリスト教原理主義のひとつだろうか?この話には解説が欲しい。

2022/01/24

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