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転落,追放と王国 (新潮文庫 カ 2-4)

転落,追放と王国 (新潮文庫 カ 2-4)

転落,追放と王国 (新潮文庫 カ 2-4)

作家
カミュ
佐藤朔
窪田 啓作
出版社
新潮社
発売日
1968-10-01
ISBN
9784102114049
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転落,追放と王国 (新潮文庫 カ 2-4) / 感想・レビュー

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耳クソ

私は「転落」を愛している。あるいはあなたは、

2021/10/24

ななし

自己愛が高いと、自分の中で、自己完結で終わってしまうのだね。自分がそういう自己完結で終わってしまうから、余計に読んでいて苦しくなりました。

2014/08/29

うってがえし

昔世間でクソアニメと名高いグラスリップという作品がありまして、私は別にクソアニメとは思わないのですがそれを理解するにはたぶんこの本を読むことが必要なのであります。カミュは一応異邦人もペストも読んだことはあったのですが、こちらは初読であります。で、どんな話かなと思って読みだすと最初の「転落」はたぶんアニメとはまったく関係ありません。いわゆるドキュン層を弁護したり施したりすることで自己を保っていたイケスカナイ元弁護士がある日若い娘が冷たい川(運河だったかも)に落ちた時、自己の偽善性に気づいてしまい、あ文字数が

2015/03/24

pio

転落読んだ

2022/06/27

こうず

正直なところ、不条理三部作に比較するとあまりピンと来ないところが多かったような気がする。『転落』。悪に徹して逆説的に生に意味を見出そうとする『カリギュラ』などとは、まるで反対の主人公に思えた。皮肉な形で聖性さえ備えたように見えるカリギュラと、行為こそ高潔であれ卑俗な内面に転落していくクラマンスとでは、後者の方がより巧みに人間の深刻な欠点を描きえていると思うのだけれど。『転落と王国』。主題が上手く読み取れなかった。『ヨナ』の一編だけは比較的解り易い。孤独と連帯の綴りが似通っているというのは何というアイロニー

2011/07/24

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