第二の性 4 (新潮文庫 ホ 4-8)
第二の性 4 (新潮文庫 ホ 4-8) / 感想・レビュー
LUNE MER
理論編ということで個別具体例はなく、若干抽象的な論述が延々と続く。後半の歴史の章については、例えば東大などの難関大学の世界史の試験対策として「女性の人権や社会的地位に関する一連の流れについて述べよ。」という想定問題に対して非常に参考になりそう。しかし、本書と向き合っていると読書スピードがかなり停滞してしまう上に、難解さゆえかあまり頭に内容が入ってこない……。これもまた読書生活の一面ではある。
2020/07/18
抹茶ケーキ
精神分析と唯物史観では女性の本当の姿は捉えきれないとし、実存主義的な人間観を導入。その後、女性についての生物学の要約をして、女性史の記述をする。みたいな流れ。半世紀以上前のものだしどのくらい信じていいのかあんまりよくわからない。
2016/03/26
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