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人間の絆 3 (新潮文庫 モ 5-3)

人間の絆 3 (新潮文庫 モ 5-3)

人間の絆 3 (新潮文庫 モ 5-3)

作家
サマセット・モーム
William Somerset Maugham
中野好夫
出版社
新潮社
発売日
1959-12-01
ISBN
9784102130032
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人間の絆 3 (新潮文庫 モ 5-3) / 感想・レビュー

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Ryuko

友人の紹介で出会ったノラと付き合うフィリップの元にミルドレッドが戻ってくる。ノラとともに幸福であるよりも、ミルドレッドとともに不幸であることを選ぶ。理性ではわかっていても、もうどうしようもないんだろうな。だが、再び裏切られる。ドイツ、パリに留学し、ロンドンで医学を学び経験を積んでも、不自由な足へのコンプレックスがぬぐい去れない。幼くして両親を亡くしたせい?そんな彼が出会った大家族アセルニー一家。にぎやかな家族と触れ合うことに喜びを見出すフィリップに安心したのもつかの間、再びミルドレッドが現れる。最終巻へ。

2016/08/14

初めは真っ白だったフィリップが、色んな経験を通じてたくさんのことを学んでいく。恋や、友情や、裏切りや、死。でも成長してるんだかしてないんだかわからなくて、応援したくなるというか、お尻を叩きたくなるの巻(・∀・)しゃんとしろフィリップ(・∀・)!!!

2015/04/14

yukinori_h

主人公の内面描写も他の人の描写も理屈っぽくて冷静なのに誰の行動も感情的でギャップがなんか面白い。

2014/04/15

Chunko

ミルドレッドへの恋愛感情について、「彼の意志に反し、彼の利害に逆行して動く、何かある不思議な力に捉えられているような感じだった。」この力を奴隷の鎖と見るか、恋の魔力と見るか。確かに恋をすると心のどこかが自由でなくなるというのは本当。それにしても軽蔑しつつ恋するってのはどんなもんだろう…私は絶対尊敬できる相手じゃないと嫌だと思うんだけど。

1993/03/05

ふう

【ガーディアン必読小説1000冊】#41

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