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アポロ13号奇跡の生還 (新潮文庫 ク 32-1)

アポロ13号奇跡の生還 (新潮文庫 ク 32-1)

アポロ13号奇跡の生還 (新潮文庫 ク 32-1)

作家
ヘンリー クーパー Jr.
立花隆
出版社
新潮社
発売日
1998-06-01
ISBN
9784102133118
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アポロ13号奇跡の生還 (新潮文庫 ク 32-1) / 感想・レビュー

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サンダーバード@永遠の若者協会・怪鳥

アポロ13号の奇跡の生還を描いたノンフィクション。トム・ハンクス主演の映画はマイベスト10に入る面白さという事で原作を手にした。月に向かう途中に液体酸素のタンクの爆発という重大事故が発生。酸素だけでなく、水も電力もギリギリの中での地球への帰路。宇宙船の外は死の世界。ほんの僅かなミスでも乗組員の命を奪ってしまうという緊張感。当時の管制官の最高責任者でさえ僅か36歳であった事に驚いた。詳細な説明の中で、図解して欲しいなぁと思っていたら読み終えた後に巻末にありました。早く言ってよ!(笑)★★★+

2016/09/04

Atsushi Saito

親父の本棚から拝借。 昔見た映像を思い出したけど、読む事でより危機感、状況が伝わりました。 これはホンマすごい。宇宙で船の一部が爆発するという危機を乗り越えたクルーの頑張りと管制官たちの知識と全体のチームワークに脱帽です。 アポロ13の生還から45年。日本が未だ有人宇宙飛行を達成できないのは、技術の進歩はしてても情熱とマネジメント力の面で当時のアメリカに遠く及ばないからかな。 マネジメント、チーム運営について勉強になりました。

2015/11/17

piro

再読。月を目指す飛行中に酸素タンクが爆発、船体の不具合だけでなく、酸素・水・電力と言った生命維持に不可欠なものも逼迫した状態で宇宙空間を航行するアポロ13号の奇跡の生還劇。初の月面着陸を成し遂げた11号よりもある意味困難なミッションだったのではないかと思います。人類が初めて経験するトラブル、限られた時間。この様な緊迫感の中で、活発な議論を経て納得のいく結論を導き出したNASAの組織力は素晴らしい。3人の宇宙飛行士、そして彼等を導いた地上スタッフに賞賛を送りたいと思います。

2021/06/03

ツバメマン★こち亀読破中

1970年4月、月を目指し飛び立ったアポロ13は予期せぬ船体トラブルに見舞われ月面着陸を断念、地球への帰還も危うい状況となる。しかし3名の飛行士とNASAの管制官達はあきらめずに自らを奮い立たせ、目下の現状では何が最善の策か?を模索していく。限られた燃料、空気、水、そして飛行士たちの気力と体力、全てがギリギリ極限状況下ではたして奇跡は起こせるのか…。難しい専門用語が多く読むのに難儀しましたが、アポロ13の飛行士や管制官に比べれば何でもないことです(笑)もう一度映画「アポロ13」が見たくなりました!

2015/01/30

イプシロン

本書では触れられていないが、アポロ13の事故原因は1本のネジだそうだ。合併症的原因もあったのだが、ネジを1人の人間に置き換えて読むと、示唆深いものがある。一人の人間の意思決定が、生死に関わる、数百人のチームに影響をあたえる、ひいては世界に影響を与える。生きることは我即宇宙だと実感できるだろう。犯人捜しに狂奔するのではなく、失敗を活かす、フォローしあう精神とは如何なるものかを学べる最高の素材だろう。邦題と原題の差は錯誤に対する国民性の違いだ。原題は「13:The Flight That Failed 」

2014/11/20

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