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フランチェスコの暗号〈下〉 (新潮文庫)

フランチェスコの暗号〈下〉 (新潮文庫)

フランチェスコの暗号〈下〉 (新潮文庫)

作家
イアン コールドウェル
ダスティン トマスン
柿沼瑛子
出版社
新潮社
発売日
2004-09-29
ISBN
9784102149522
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フランチェスコの暗号〈下〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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ndj.

原題は「The Rule of Four」。『ダ・ヴィンチ・コード』の絡みで販促用に「暗号」ってつけ足したんじゃ…?と思ってしまうくらい、4人のわちゃわちゃした学生生活に頁が割かれており、論文執筆をめぐるドラマとしてはそこそこよかったけれど、肝心の暗号解読はさっぱり。そもそも「ヒュプネロトマキア…」じたいが解読されなければならないようなシロモノなのか、という大前提にひっかかってしまって最後まで楽しめなかった。これなら死海文書を解読の対象にしたエリエット・アベカシス『クムラン』のほうが私は好きだ。

2016/03/11

ホレイシア

下巻は少々陰惨で、謎解きも思ったほどのことはなかった。結局はこれから社会へ出て行こうとする大学生たちの友情物語で、どうも思っていたものとは違っていた。青春小説が読みたかったわけじゃないんだよー。訳者あとがきにネルソン・デミル(名作「超音速漂流」の作者だ)の賞賛の言葉が引用されているが、そこまでのことはないと思う・・・というのがスレたおばさんの感想です。

2009/06/20

miwapicco

ようやく終わった、、、とにかく読みづらい(>_<)洋書の訳本に慣れてないんですね。それにしても、やはりアメリカの大学生活・アイビーの意味合いやら、時系列もかなりわかりづらくて途中ほぼ飛ばし読み、、映画にでもなるとわかりやすいのかな(^_^;)無念。

2015/04/06

ひな

謎解き<青春、と言う感じの割合なのでしょうか。最後まで楽しく読めなかったのは、私の集中力がないせいでしょう。「がっつり謎解き」もしくは「がっつり青春」のどちらかだったら、好きなのかも。『ヒュプネロトマキア・ポリフィリ』の知識を身につけておくべきでした。残念。

2011/08/08

おかくご

『ヒュプネロトマキア・ポリフィリ』という書物の名を今まで聞いたこともなかった。難解な文章に隠された秘密を解くため、主人公と学友が協力し合うも道半ばで袂を別つ。名門プリンストン大学のルームメイト4人や恋人を軸に甘酸っぱい学生生活の描写がアメリカのドラマを見ているような感覚にさせる。一方でこの書物をめぐって大人たちとの攻防や起こってしまう事件事故が派手すぎるので、周りはそう簡単には忘れてくれないだろうと思った。肝心の謎解きは、続きを期待させて終わった。あれはどこにあるのか、いずれ現実のニュースになるだろうか。

2018/01/29

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