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子供たちはどこにいる (新潮文庫 ク 4-2)

子供たちはどこにいる (新潮文庫 ク 4-2)

子供たちはどこにいる (新潮文庫 ク 4-2)

作家
メアリ H.クラーク
深町眞理子
出版社
新潮社
発売日
1980-10-01
ISBN
9784102166024
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子供たちはどこにいる (新潮文庫 ク 4-2) / 感想・レビュー

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たつや

クラークの2作目ですが日本ではデビュー作になるそうです。後半の観望荘のシーンはなかなか先に進まない気がしてイライラしてしまった。成る程というラストでしたが、異常者を扱うのがアメリカで流行った時期があったか?作者が異常者が好きだったか?売れるから選んだのかは不明ですが、アメリカでは多い犯罪者なんでしょうね。初期のクラークをまとめ読みして、児玉さんがはまったのもわかるような気もしました。

2016/11/27

みっぴー

母親の誕生日に子供たちが拐われてしまう話で、容疑者はなんと母親。実は七年前も、実子殺害容疑で起訴されたが、証人が行方不明になったため裁判は棚上げとなった。。。またもや消えてしまった子供たち。子供たちはどこにいるのか?ーーサスペンスの王道。ですが犯人の意外性、動機がありきたりに感じました。ラストがあっさりしすぎな印象だったので、もう少し犯人側の内面に触れてほしかったです。サスペンスはじめてだよーって方にはおすすめです。

2017/10/05

初作家さん。苦手な海外作家さんだけど、読みやすかった。子供たちがいったいどうなってしまうんだろうとハラハラドキドキ。登場人物が魅力的で、最後まで楽しめた。

2012/09/29

練りようかん

七年前に二人の子供を亡くしたナンシー。プロローグは元夫の視点で過去への興味を煽られ、読み進めるほど奇異の二文字がかぶさりページを捲らせる運びが力強かった。またも二人の子供が行方不明になりナンシーは精神崩壊寸前。直視したくない記憶を引き出そうとする元弁護士をはじめ、多視点アングルの切り替えがサスペンスとドライブ感を高めその場にいるような感覚でのめり込んだ。触覚のベビーパウダーを嗅覚や視覚にも活用した効かせ方が良い、万引き通報の女性ももう一人のナンシーに見え、育児のようで育児じゃなかった象徴という皮肉が巧み。

2024/11/08

akiko

場面や語り手が次々と変わっていくので、読むスピードも速くなっていった。犯人の居場所がわかるまでがまどろっこしくて、焦らされてる感じでしたが。現代のように便利なツールがない時代ならではのドキドキ感があるのもいいですね。

2018/12/27

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