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シャンタラム(上) (新潮文庫)

シャンタラム(上) (新潮文庫)

シャンタラム(上) (新潮文庫)

作家
グレゴリー・デイヴィッド ロバーツ
Gregory David Roberts
田口俊樹
出版社
新潮社
発売日
2011-10-28
ISBN
9784102179413
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シャンタラム(上) (新潮文庫) / 感想・レビュー

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とも

★★何日かかったであろうか、上巻はやっと読みきったがギブアップ。インドのスラムに潜り込んだ白人の熱い生活、ということであろうか全く読み進まない。これ以上は無理。

2014/06/12

yutaro sata

インドという世界が、圧倒的に身体のなかにはいってきて、脱獄したとかしていないとかが、それ自体無効になっているような、この物語の展開。中を読みますよ。

2022/06/25

キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

インドにほんの何日か行ったことがあって、貧しさと人の多さとなぜか誇り高さを感じてアジアとは少し違うなぁと思ったのだった。この作品の主人公はオーストラリアから逃亡してボンベイのスラムに身を隠す白人男性リン。ミステリーか冒険小説かと思ったが、リン自身の深い内証を語る作品。加えて作者の殆ど自伝であると知ってすごく驚いた。インドの多様な文化や多すぎる人の中で生きる意味を探し続けるリン。それもなるべく善の方へ向かおうとして見える。スラムから出ることなく上巻は終わったが、これからどこへ行くのだろう?

2019/06/13

わたなべよしお

 稀有で、素晴らしい作品だ。それにしても、インドの現実はなんとも過酷で、豊穣。悲惨でかつ底抜けに明朗なこと。人がというより人類が生きていくということについて考えさせられる。上中下の3巻をゆっくりも味わおうと思う。

2021/05/19

taku

饒舌な語りが活字の向こう側へいざなう。気がつけば主人公が傍にいる気がした。自分の物語を話さずにはいられないというように。ともに異国で過ごしているように。心情や人々の会話からみえる、それぞれの人生観や思想が思考に座標軸を加える。意味深長な、単なるたわ言でもあるような、言の葉の葉脈をなぞり手触りを確かめていく。人生とは何だ。人と人の関わりとは何だ。ストーリーの起伏なんてのは重要なことじゃない。さあ、お前の物語の続きを聞かせてくれ。

2017/11/27

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