滅亡の暗号 上巻 (新潮文庫 ト 24-1)
滅亡の暗号 上巻 (新潮文庫 ト 24-1) / 感想・レビュー
absinthe
マヤの遺跡から持ち帰った世界でも数少ないコーデックス(つまり文書)。空が原因なのか?それと同時に世界的な伝染病が広がってしまう。主人公は医師で治療法を探そうとするが壁に行き当たる。下巻では秘境に挑むのか? ジェームズロリンズのアマゾニアに似た話。
RIN
パンデミックと古代マヤ文明滅亡の秘密のミックスという、当該ジャンルが好きな人間にはたまらない組み合わせ。前作『フランチェスコの暗号』はいかにも(?(笑))ハーバーディアンな理屈っぽさが読みにくくもありまた面白くもありだったが、今作は前作二人組の片割れのシングル作のせいか、はたまた書き慣れたせいか、とても読みやすくエンタテイメント性が増している。古代の謎解きと現代の伝染病との組み合わせはB.フリーマントル『シャングリア病原体』と似ているが、勿論、テイストの異なる両者は共に面白い。楽しみに下巻へ!
2013/07/05
つーこ
ちょっと読むのが遅かった!地球滅亡説の12月を過ぎる前に読んだほうが、絶対盛り上がっただろうな〜。それでも謎の多いマヤ文明の話はすごく興味あります。今のところ、謎の絵文書を廻って起こっていると思われる奇病。呪いとが、かかってそうだもん!しかも不眠となる病気って、恐っっ!続きが気になります。
2013/02/02
EAGLE
マヤの長期暦とマヤの絵文書解読、地球の滅亡そして伝染病・・・。考古学好きにはたまらないシチュエーション。ちょっと読み難さがあるものの、結構面白い。引き続き下巻へ。
2012/11/11
のの
2012年12月に地球が滅亡するなら仕事しなくていいべ!的な冗談をよく飛ばし合う環境にいます。それで本屋さんで見かけたこの本を衝動買い。翻訳ものって滅多に手を出さないはずなのに…と思いながら読んだら面白い!某神父コンビが活躍するホラー文庫にはまっているせいか、古文書の解読やら修復やらにも惹かれるのですが、なによりもうひとつの軸が謎の伝染病!医者!ものすごく好みでした…。古代マヤ文明と、現代社会が古文書と伝染病でつながるって発想に興奮です。淡々と進むので物足りない箇所もありますが、下巻がたのしみー!
2012/10/13
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