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四色問題 (新潮文庫)

四色問題 (新潮文庫)

四色問題 (新潮文庫)

作家
ロビン・ウィルソン
Robin Wilson
茂木健一郎
出版社
新潮社
発売日
2013-11-28
ISBN
9784102184615
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四色問題 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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けいた@読書中はお静かに

容疑者Xの献身で石神が言った。『四色問題の証明は美しくない』何が美しくないのか?ずっと疑問になっていたことが分かりました。平面上のいかなる地図も、隣接する領域が異なる色になるように塗り分けるには4色あれば十分だということを証明する『四色問題』証明の歴史。数多くの研究者たちが挑み断念してきた問題をコンピュータを使った力技で証明したことで、新しい時代の幕開けを前に恐れを抱いた人が『美しくない』と言ったような印象を受ける。

2017/05/30

朗読者

新兵器レールガン→容疑者X→四色地図、と辿ってここに着きました。どんな地図も四色で塗り分けられるか。簡単そうなのに120年間も数学者たちを退けてきた超難問。無限の組合せから出発して2000弱まで手検討で絞り込み、そこから虱潰しにコンピュータで塗り分け確認した二人の数学者。この証明法がエレガントでないとの批判を受けているという。切ない。しかももうちょい頑張ると約500まで絞り込めるとか、賢くプログラミングすると計算時間をずっと短縮できるとか。ホント切ない。彼らを称賛したいし、鉛筆だけで証明する人も見たい。

2023/12/21

ちくわん

2013年12月の本(元は2004年11月)。コンピュータを使った証明が数学世論を二分した四色問題。ギリシャ時代から真っ向勝負でフルオープンの数学の証明。そこにコンピュータプログラムを使うとブラックボックス(バグ、もしくは仕様誤り)が発生しうる。この方法は数学として…。と、いっている端からAI。なぜ平面では四色で足りるのか、その一言が欲しいだけ。茂木さんの訳が違和感なし。訳者あとがきのあとの竹内薫さんの解説、…何か言いたいが別の機会に。私の人生、四色…問題?

2021/06/13

ネコタ

2016年1冊目。四色問題の歴史が書かれている。前半は数学的な説明、これは難しい。後半はそれを証明しようとした多くの数学者のお話。不思議の国のアリスのルイス・キャロルも挫折した一人だった。証明はコンピュータによる膨大な時間の計算と膨大な手計算によるものだった。

2016/01/04

魚京童!

Modulo caregul checking, it appears that four colors suffice

2014/07/19

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