ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈上〉 (新潮文庫)
ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈上〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
ダーク・タワーシリーズも最後の章に突入しました。キャラハン神父がかなり活躍します。さらに、魔界転生のような感じで話が進んでいきます。私は読んでいて本当に山田風太郎のような感じを思い出してしまいました。最後だということでかなり前に比べて話が急展開のような感じです。
2016/07/26
Tetchy
〈暗黒の塔〉シリーズ7巻目にして最終巻。スティーヴン・キングのライフワークであるこのシリーズは結局1982年に1巻が刊行され、最終巻の本書は2004年と足掛け22年を要したシリーズだった。しかしWikipediaによればシリーズは1970年代から書かれており、足掛け30年のシリーズであるとのこと。確かに作中でも1977年の作者本人が原稿を倉庫に仕舞っていることを述べているが、どうも本当のことだったらしい。もうメタフィクション色が濃厚だ。作者キングの生死がそのまま〈暗黒の塔〉存続に繋がる一大事になるからだ。
2024/02/26
ぐうぐう
『ダーク・タワー』最終部。宿命の子・モルドレッドがついに誕生する。そして4人が再開を果たす。クライマックスはもう間もなくだ。しかしキングは、まるで慌てない。焦らない。じっくりと慎重に物語を進めていく。慌てるどころか、新キャラまで登場させる余裕を見せる。読者以上にキングこそが、この長大で壮大な物語が終わることを待ち望んでいただろうに。「心の罠に気をつけて」そう、焦りは禁物だ。そのことをキングは誰よりも重々承知なのだ。(つづく)
2021/07/09
あっちゃん
最終章!スザンナを追って、2手に分かれて行動、そしてアノ人が(;o;)さて、産まれちゃったけど早速おぞましさ全開!後半には、ようやくみんな揃って一安心!
2017/02/17
Hiroyuki SATO
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1669144939&owner_id=7106525 終わってしまった。ブレインとの決着以降、惰性で読み続けてきたような感じだが、終わってしまうと寂しいな。
2011/02/04
感想・レビューをもっと見る