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ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 (新潮文庫)

ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 (新潮文庫)

ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 (新潮文庫)

作家
スティーヴン・キング
Stephen King
風間賢二
出版社
新潮社
発売日
2006-12-22
ISBN
9784102193570
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ダーク・タワー〈7〉暗黒の塔〈下〉 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

やっと最後まで来ました。昔一通り読んでいた時とは若干異なるイメージを持ちました。最後の対決などは、荒木飛呂彦のコミックを思い出してしまいました。何とかやっつけてスザンナも無事でということで何とか終わりました。最初に読んだときにはあまり興味なかった最後についているブラウニングの詩がよかったと思います。英語で探してみたい気がします。何年か後にもう一度読もうかと思います。

2016/07/28

Tetchy

前巻から頻繁に挿入される9・11同時多発テロもこのシリーズに多大なる影響を与えていることも忘れてならない。しかも2001年9月11日が何か特別な日として素晴らしいイベントがあるとかなり強調している。しかしこの〈暗黒の塔〉では“その日”の出来事は描かれない。もしかしたら作者は〈暗黒の塔〉の崩壊の影響が9・11同時多発テロのツインタワー崩壊とリンクさせようとしていたのかもしれない。これまで以上にハリー・ポッターネタを筆頭に色んなファンタジーを貪欲に取り入れて、この長い物語もようやく幕が閉じられるのであった。

2024/02/26

ぐうぐう

前巻でキングはこう書いた。映画『クージョ』がお気に入りだと言う男に「あれよかったね! めちゃくちゃ怖かった! あの少年が生き残ってよかったよ!」そう言われてキングはこう答える。「本では死ぬんだ」と。言うまでもなくスティーヴン・キングは、代償としての物語を描き続けてきた。それはこの『ダーク・タワー』でも変わらない。終盤間際、キングはこう書く。「道も物語もともに長い。そのように言わないだろうか? 旅は長くて、代価は高くついた……しかし、たやすく手に入るものに偉大なものなどない。(つづく)

2021/07/14

あっちゃん

シリーズ最終巻!途中、嫌な予感的中もあったけど、スザンナのエピローグに脱力!よっぽど警戒してたのね私(笑)でもローランドは…がんばれとしか言えんな(  ̄▽ ̄)長いシリーズの落とし所としては上手い!

2017/03/19

**くま**

最終巻。オイとの別れ、スザンナとの別れ、ラスト近くのニューヨーク・・・この1冊で3回泣いた。特にニューヨークは号泣。スザンナ、私がこれまで読んだキング作品の中で(これで74冊目!)いちばん好きなキャラだったかも。全16冊、半月以上かけてひたすらこのシリーズばかりを一気読みしていたため、まるで自分も仲間のひとりとして旅をしているような、他では得られない一体感があった。ファンタジーとロマンスが苦手な私には第1部と第4部は微妙だったけど、いい旅だったと今は思う。サンキャー、サイ・キング。この旅を決して忘れない。

2014/05/08

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