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卵を産めない郭公 (新潮文庫)

卵を産めない郭公 (新潮文庫)

卵を産めない郭公 (新潮文庫)

作家
ジョン ニコルズ
村上春樹
出版社
新潮社
発売日
2017-04-28
ISBN
9784102200919
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卵を産めない郭公 (新潮文庫) / 感想・レビュー

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starbro

村上春樹の翻訳小説も新作中心に結構読んでいます。いかにも村上春樹が好みそうな作品です。翻訳小説でありながら、村上春樹版アメリカン・グラフティといった感じです。本作のタイトルは直訳よりも旧作の「くちづけ」の方が好い気がします。まさにキス・キス・バン・バン!!!プーキーには逢ってみたい気はしますが、かなり重そうなので付き合うのは勘弁です(笑)

2017/06/30

tototousenn@超多忙につき、読書冬眠中。

☆5.0  20歳の頃に出会って、ずっと気になっていた小説だった ――村上春樹 // こんなのを待っていた。 引用価値のある発言をしまくるイカれた少女と、僕とを巡る、戯言だらけでなんでもありの好き放題の青春小説。

2020/12/20

巨峰

『ヘンテコな女の子に振り回される系の青春小説。』って書かれている他の方のレビューを見てまんまその通りだと思いました。プーキーという女の子、ほんととんでもない言動なのですが、主人公の奥手な男の子との距離が縮むにしたがってまともに見えてくるっていうのは、主人公の方から彼女の世界に近づいていったということだなって思いました。(続)

2017/09/09

佐島楓

「ノルウェイの森」のみどりや「スプートニクの恋人」のすみれの原型がポーキーであるように感じられた。エキセントリックなヒロインへの恋、愛を交わしやがて別れるふたり、王道の青春小説。

2017/05/17

tokko

村上さんが翻訳したからポーキーが村上さんの小説の登場人物のように思えるのか、村上さんがこの小説の影響を受けたからなのか…。他の方のレビューにもありますが「ノルウェイの森」の「みどり」のような強引さと繊細さを兼ね備えた単純そうで複雑な人物はやはりポーキーの影響を受けているのでしょうね。他にも村上作品に影響を与えていそうな部分はあったけれど、上手な青春小説ってなんでこんなに読んでいて胸が苦しくなるんだろうか。

2017/06/20

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