一弾で倒せ (新潮文庫 シ 18-1)
一弾で倒せ (新潮文庫 シ 18-1) / 感想・レビュー
bapaksejahtera
1980年代半、シリアのアサド政権が国内では宗教勢力の圧殺と人民虐殺、国外ではテロに走り出した時代。モスクワで開催のパーティーで、テロ行為の弁明に訪れたシリア政府高官を英国大使が叱り恥辱を与える。大使は後日訪れたヤルタでパレスチナ人刺客の銃弾により殺される。物語はこの時巻添え死した女性の恋人である若い英外交官が仇討のためにイスラエルの狙撃兵(若者を鍛える老師)と共にレバノンのキャンプに渡る。パレスチナ人を指嗾してテロに向かわせるシリア当局のみが悪役である。ハッピー乍らも苦い結末の小説は、戦場の無情を詠う。
2021/07/01
tai65
星4つ
2023/01/24
竜
恋人を殺された青年が名スナイパーとチームを組み敵討ちに。ひょろひょろだった青年が親子くらい年の離れたスナイパーに鍛えられてだんだん成長していく過程がいいかんじ。(え?的な展開になりますが)最後はホロッとさせつつ感動的なラストへ。 後半は一気読みでした。 絶版のようですが、オススメ。
2012/10/16
Ryosuke
松
2009/01/13
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