悪夢のバカンス 下巻 (新潮文庫 コ 11-2)
悪夢のバカンス 下巻 (新潮文庫 コ 11-2) / 感想・レビュー
井戸端アンジェリか
真矢ミキも言ってましたね、諦めないでと。いや~諦めないで良かった、サバイバーも捜索者も読者も。上下合わせて1000ページ超えなのにちっとも退屈じゃない。大体ラストにくると駆け足で締め括ろう魂胆見え見えが多い中、えーマジか!なドッキリまで用意されてます。多分99%ないと思うけれど、もしもの時に役立つ情報も満載。火熾しなんて軽い事じゃなくウジ虫の使い方ゴイスー。凄いよ色々調べてあるよ、ビロード色の夜空にラベンダー色の夜明けが目に浮かぶよ。あっぱれThat'sエンターテイメント。
2017/04/15
toshi
下巻です。船長が熱病に罹ったり、女性同士のいさかいが止まらなかったりと、島からの脱出が中々上手く行きません。筏作りも失敗続きになります。基本的には島からの脱出行を中心に描かれますが、政府との交渉場面も緊迫感があり、目が離せません。ラストは決してハッピーエンドとは言えませんが、ある意味この終わり方もありだなと思いました。映画化したら面白いと思いました。
2023/07/29
フタ
いやはやたいへんなサバイバルでした。終盤は悲壮そのもの。そしてバツンと終わってしまいました('ω')そのあとどうなったのさ
2015/11/09
卍ザワ
1日で読了。仕事のストレスか、最近は読書が滞りがちだったけど。あれだけ、前日譚が長いわりに、後日談がないのが、ちっょと物足りなかった。
2013/04/22
竜
大金持ちのご婦人方のサバイバルもの。経験豊かな船長が彼女たちがタフになるまで仲間にいてくれるのは都合良すぎだが、お互い罵り合いながらも成長していく過程は読み応え十分だった。 上巻はやや冗長な印象だが、下巻は一気読み。最後はまさに「壮絶」。
2013/04/10
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