汝の父を敬え 上巻 (新潮文庫 タ 2-1)
汝の父を敬え 上巻 (新潮文庫 タ 2-1) / 感想・レビュー
おか
アメリカ最後のマフィア王国の興亡の歴史を描く、ニュー・ジャーナリズム文学の金字塔だそうだf^_^;何故これを読むに至ったかというと 宮部さんの「魔術はささやく」で紹介されたから、、、(はぁ自分の乱読病にちょっと呆れている 笑)上巻ではシチリアから逃れてきたジョゼフ・ボナンノが それ迄様々な人種で組織されてきたマフィアを シチリア出身者や自分の親戚縁者でまとめ上げ 強大な家族という組織を創り上げていく様子と内紛 そしてギャングとの抗争を描いている。少〜しだがタイトルの意味が解りつつある。
2017/04/06
sasha
先日読み終わった常盤新平『翻訳出版編集後記』に何度か名前が出て来たゲイ・タリーズ。書庫を漁って引っ張り出して来たら20数年ぶりの再読だった。マフィアの親子の物語は突然の父ボナンノの失踪から始まる。『ゴッドファーザー』がマフィアの全盛期だとしたら、本書は凋落へ向かう時代のマフィアかな。それにしてもマフィアには料理上手が多い。状況によっては長期間アジトにこもるから必然的に上手になるのかな。
2017/04/24
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