大聖堂 上 (新潮文庫 フ 24-1)
大聖堂 上 (新潮文庫 フ 24-1) / 感想・レビュー
たつや
「針の眼」の流れでケン・フォレット作品ということで読みました。12世紀のイギリスが舞台。最近キリスト教に傾倒している自分にはおあつらえのタイトルなので借りました。今年の秋は司馬遼太郎作品祭りでスキルアップできたので、上中下の3巻ですが、昔ならまず借りませんが普通に3冊まとめて借りてる自分に苦笑していた。1巻もそこそこ厚いけれど、すらすら読みやすかったです。1部~2部にかけてを収録長きにわたる大聖堂建築の群像劇はまだ続く
2016/11/25
翔亀
【コロナ20-1】コロナ関係を手あたり次第読み続けてきたが、本書は正直関係ない。黒死病を描いた「ドゥームズデイ・ブック」【コロナ11】や 「異星人の郷」【コロナ14】で中世という時代は面白そうと手に取った次第(ただ、続編の「果てしなき世界」は黒死病の時代を扱うので全く関係ないわけではない)。■さて上巻の感想。本書は英国の中世(12世紀)の歴史を追体験するとか、文学の香りを味わうというものでは全くない。教会を建築する石工だとか、封建領主の城だとか、修道院だとかを舞台にした愛憎と抗争と陰謀の物語の↓
2020/06/10
sakadonohito
大聖堂の設計と建築を夢見る建築職人のトムと修道院長フィリップを中心に描かれる物語。メインはおそらくトム。舞台は12世紀(1130年頃?)イングランド。モラルとか無知蒙昧さなど当時の雰囲気が感じられる情景描写を楽しめた一方で教会建築には無知なのでそのあたりの説明や表現は全くイメージできなくて適当に流し読みしてしまった。
2022/02/12
がんもどき
図書館本。主人公らしきキャラ、石工のトムが大聖堂を作りたいともがく中世のお話。なのだがゆったりしたテンポとぎちぎちに詰め込んだ文章と暗い雰囲気についていけず読むのを断念。まだ序盤なのにな。向こうの人は体力あるなと思わされる。
2024/10/31
天翠
建築に関する部分を想像するのが苦手でぶっ飛ばして読んでも大河ドラマ的で十分面白い。人間くさいキャラクターばかりで昼ドラを思い起こさせる。ラスト近くで大嫌いなシーンがあって早く死ねと思うキャラ有。それだけ感情移入してハマっている、ってことかい?今度どうなるのか、予想もつかない展開がまっていると思う。それにしても、おなかがすくなぁ…。
2011/09/14
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