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ストーン・シティ 下 (新潮文庫 ス 14-3)

ストーン・シティ 下 (新潮文庫 ス 14-3)

ストーン・シティ 下 (新潮文庫 ス 14-3)

作家
ミッチェル スミス
Mitchell Smith
東江一紀
出版社
新潮社
発売日
1993-08-01
ISBN
9784102365038
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ストーン・シティ 下 (新潮文庫 ス 14-3) / 感想・レビュー

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*maru*

連続殺人事件にボクシング。白人同盟、暴走族クラブ、黒い国士軍に終身刑囚クラブ。あと何だっけ。とにかく登場人物が多く、ひとつひとつのエピソード、この流れを整理するだけでも大変な作業。ずっしり重く読み応えはあるが、如何せん長い。州刑務所ともなると囚人たちの罪状がどれもエグく、ラストも衝撃的だったし間違いなく凄い作品ではあったけど、想像してたのとちょっと違った。動機それ?犯人あなた?えっ、死ぬの?えっ、そっち?…。ラスト以上に衝撃と動揺を隠せない今の心境。上巻は面白かったんだけどなー。

2018/09/20

Small World

話の動き始めた下巻はあっという間に読み上げてしまいました。なかなかえぐい感じですが、暴力が爆発しそうでしないまま、話は進み.......終盤、遂に爆発!、そして一拍置いて、また爆発!!みたいな感じで、ちょっと最後の爆発に驚きです。どんでん返しはありませんがショッキングな結末!が後味悪しです。(このミス1994海外編第1位作品)

2019/09/12

おくちゃん

エグい描写の数々。息を付かせず読みました。ラストの一言が悲しい。

2019/03/09

DK

本書が優れている点は決してミステリ的の部分ではなく、この社会の縮図である刑務所の描き方にあり、そのリアリティが凄まじい。刑務所内での連続殺人事件を捜査する羽目になった主人公があまりにも悲惨な経験をするだけに多少なりともカタルシスを期待していたので、最後の最後までダウナーな展開を続けた上の、この救いのないラストには衝撃的で、刑務所という不条理な世界の象徴として非常に印象的だった。これもまた後の囚人に語られるエピソードのひとつになるだけなのだろう。

2012/01/27

tom

可哀想な探偵稼業,四方八方怪しい輩ばかりだものな。刑務所の中で探偵なんて,やってられない。元大学教授のなにやら妙な自信過剰が探偵をしてしまい,そして・・・という話だった。上巻ではランキング入りかなと思ったが,妙な感じで失速してしまった印象。

2011/01/02

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