ビジネスマンの父より娘への25通の手紙 (新潮文庫 ウ 15-2)
ビジネスマンの父より娘への25通の手紙 (新潮文庫 ウ 15-2) / 感想・レビュー
鱒子
息子編に続いて読了。息子には 手厳しい上司 と 成長途中の部下 の関係を持ち込んだ著者でした。しかし、娘には人生の水先案内人であった気がします。実に愛情たっぷりです。いつかうちのムスメにも読んで欲しい本ーー読んでくれるかな?だといいな(^◇^;)
2018/02/13
C-biscuit
娘向けの本があるのを知り、前から読みたかった。娘もキャリアウーマンで、息子同様に仕事に対するアドバイスが中心。しかし、子育てやそのキャリアの中断、若い時の過ごし方など、娘に対する愛情あふれる手紙が特徴的である。特に、麻薬やセックスなどについても手紙で書いており、アメリカンな印象を受けるw。自分も娘がおり、4年の近く交換日記をしているが、まだ小学校低学年なのもあり内容も薄い。誰に見せるものでもないが、この本は優れた中身がある。「管理を必要とするのは「物」だけである。部下は指導を必要とする。」これが収穫。
2015/10/07
よーこ
息子への手紙を先に読んだが、娘はしっかり者だったせいか少し甘めに書いてあるような気がした。私自身は父親と仕事の話をしたことはない。けれどもこの本を読んで、父親も私に対してこのように思ってくれているのではないかと思った。準備を万端にすること、出来る限り感情的にならず理性的に行動すること、自己中心的にならずバランス感覚を保つこと、これらは息子への手紙でも共通していたが、そこが生きるうえでコアな部分なのだと改めて思わされた。
2015/09/25
壱龍🐉
自分に娘ができたとき読み返したい。 城山さんのあとがきにもあったが、終始娘に寄り添うような文章からキングスレさんの優しさが感じられた。
2019/09/25
myoko
息子への手紙は厳しさを感じたが、この娘への手紙は大分やさしい。やはり父親というものはこういうものだろうか。「人生は後ろ向きにしか理解できないが、前向きに生きなければならない」という言葉から始まる。これから子供達に伝えていきたい良い言葉がたくさんあった。
2010/10/05
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