盗聴された情事 (新潮文庫 マ 16-1)
盗聴された情事 (新潮文庫 マ 16-1) / 感想・レビュー
GaGa
マクべインの未読作として期待して読むも、らしくない官能サスペンスでびっくり(笑)でも、さすがと言える手法でぐいぐいと読ませます。なんとなく、物悲しさも漂う感じ。佳作と呼んでいいでしょう。ただ、昨今、マクべインはただでさえ絶版が多い中(というかほとんど絶版)この作品の再版はないだろうなあ。
2013/05/06
musis
サスペンス。想像以上に面白かった。地区検事補の夫を持つサラが、マフィアのボスのアンドリューにのめり込む。そのマフィアを捜査している夫、マイケル。サスペンスだけではなく、サラやアンドリュー、マイケルの心情、関係もしっかり描かれていて、やや厚い本だが最後までずっと面白く読むことができる。途中で、自然とはらはらする感覚も持つことができた。何故か、次第にアンドリューの肩は持ちたくなるから不思議だった。
2014/10/14
Alice@JazzCafé
マクベインの警察小説を読んでみようと思って見つけた本がこれ。でも87分署でも警察小説でもなかった。サスペンスと言うよりは、個人的見解ではこれはロマンス小説ですね。不倫ものはあまり好まないのですが、これ結構純愛でした。それにしても盗聴された会話のエロいこと!って言うか、日本人にはちょっとあんな会話は無理かもって...。“若くて美青年でお金持ちで年下攻めのイタリア系マフィアのボス”っていう設定に萌えました。翻訳された田村氏は、トム・クルーズ(95年当時)をイメージされていたようですが、自分はマット・ボマーで!
2012/05/30
Carella87
ハンター名義なので(邦訳はマクベインだけど)ミステリミステリしてないけど、そう読んでも面白い。中盤若干だれるけどハンターやから読み飽きない。これが87分署モノとして書かれたらまた違った面白さもあったのかな?
2012/01/12
tai65
星4つ
2014/02/06
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