日米開戦 上巻 (新潮文庫 ク 28-1)
日米開戦 上巻 (新潮文庫 ク 28-1) / 感想・レビュー
ヤーマ
前回の事件で政府が嫌になり引退したライアン。しかしアメリカはライアンを必要としていた。弱体化した国防。インド問題、そして日本、中国。ライアンは国家安全保障担当大統領補佐官として手腕を発揮する。
2021/01/03
コージ
再読。日本による真珠湾攻撃の現代版であり日本がいかにして太平洋戦争に突き進んで行ったのか‼の現代版。そしてラストはあまりにも有名になったが神風特攻隊の現代版で終わる。仮想敵国が日本という最高のエンターテイメント作品。悪玉が日本で核兵器保有国となる‼なんてニヤニヤしてしまう。ワクワクしながら下巻に突入。
2019/10/22
かずお
★★★★☆ 経済からインド洋、太平洋と世界規模の陰謀でワクワクする!日本人の描写がちょこちょこおかしいのはご愛嬌か。
2017/10/30
ウラー
時はバブル崩壊の少し後、太平洋戦争で家族を殺された男が財閥を築き、日本政府を操ってアメリカに経済的・軍事的奇襲を仕掛ける話。冷戦終結でアメリカの軍事力が低下した隙を見逃さず、最小限の攻撃でアメリカをハワイ以西から叩き出す巧妙な戦略は突飛だが、否定しがたいリアリティがある。一方、陰謀を企てる右翼日本人やインド人提督の愛国心の描写は偏見に満ちているか、的外れかで全くリアリティがない。テクノロジーや冷戦の知識には強いが、アジアの文化には疎い。これが当時のトム・クランシーの限界だったのかもしれない。
2016/03/15
可兒
まだ日本がラスボスの地位を占めていたころの話。とりあえず、トム・クランシーが典型的な日本嫌いで、それを直す気がまったくないのは分かった
2010/03/21
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