KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

米中開戦 4 (新潮文庫)

米中開戦 4 (新潮文庫)

米中開戦 4 (新潮文庫)

作家
トム・クランシー
マーク グリーニー
田村 源二
出版社
新潮社
発売日
2014-01-29
ISBN
9784102472569
amazonで購入する

米中開戦 4 (新潮文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

absinthe

面白かった。本作は中国の弱点が石油のシーレーンであることを指摘している。爆弾やらミサイルやらは最低限に抑えて、エージェントの戦いをクロースアップ。迫真の戦いだった。いらないところを端折るのもうまかった。

2020/03/05

KAZOO

トム・クランシーのものは、最後にはアメリカが勝つということで安心して読めるので国民にも人気があるのでしょう前巻まではどうなることやらと思っていましたが、ザ・キャンパスのメンバーの活躍で敵のサイバーテロ首謀者を壊滅させて、ということで楽しめました。情報戦と局地的な戦いでやはりこれも、日本語題名を考え直したほうがいいのではないかと思いました。

2015/09/13

kinkin

とうとう4巻目、なんとか読み終えた。現実に中国の動きはこの本に書かれているものにかなり似ていると思った。尖閣諸島や南沙諸島問題とそれに伴うフィリピンやベトナムとの関係、アメリカ企業や施設へのハッキングなど。実際にこの本に描いてあるようなシュミレーションはアメリカもやっているのだと思うし、CIAやNSAといった機関も当然のことながら。読んでいるには面白いがいざ実際に起これば世界経済、日本の経済は大きな影響を受ける。あくまでフィクションとして楽しみたい本で、歴史のページに記されないことを願うばかりだ。

2016/08/12

James Hayashi

最終巻に入り尻すぼみ感を感じたが後半は凄かった。タイトルから本格的な戦争を予測したが地域的なもので終わり一安心。全面戦争なら眼も当てられない。原書はThreat Vector だが米中開戦のタイトルがしっくり。中国もすでに衛星破壊能力があるというのでスターウォーズは起こりうる。サイバー攻撃はもっと身近であり政治経済や庶民の生活に影響大。主役ばかりでなく多くの登場人物の活躍は素晴らしく、特に"トラッシュ"ホワイト海兵隊大尉のフライトは軍事小説の中でも際立っていると感じた。ジャックライアンシリーズ読み通したい

2017/07/26

kishikan

トムクランシーは「レッドオクトーバー」から始まり、もう相当の年月が経つのだけれど、その間湾岸戦争などでの新型兵器など軍事問題やアメリカの政治問題を理解するための一つとしてトムクランシーの作品は役に立つ。今、恐れられている「エボラ出血熱」についても、映画「アウトブレイク」もそうだけど、「合衆国崩壊」で取り上げられていたよね。この米中開戦もフィクションとは言え、軍事レベルでの想定の一つとして、シミュレーションされているんだろうなぁ。それにしても恐ろしい世の中だ。それを娯楽として本を読んでいるんだから。

2014/08/19

感想・レビューをもっと見る