米露開戦 1 (新潮文庫)
米露開戦 1 (新潮文庫) / 感想・レビュー
KAZOO
トム・クランシーの最後の作品のようですね。「レッド・オクトーバーを追え」からずっとファンでしたが、「米中開戦」を飛ばしてこちらを先に読み始めました。最初のほうはジュニアがイギリスの会社で調査関係の仕事についてそこにロシア関係の話が入り込んでくるということになっています。題名が少し大げさな感じもしますが楽しめそうです。
2015/08/24
keroppi
読友さんのつぶやきで知った本。トム・クランシーの遺作で日本では2014年に出版されている。大ロシア帝国を夢見るロシア大統領がウクライナに侵攻するという話。読んでいて、現実かフィクションか分からなくなってくる。最近のニュースでよく見かける東欧の地名、シロヴィキ、反体制者の毒殺、偽旗作戦、等々が描かれ、現実と混同してしまう。現実に進行している悲劇の前に不謹慎かと思いながら、先が気になってしまう。
2022/04/16
Hitoshi Mita
トムクランシーの遺作をついに、読み出す。これで、ジャックライアンシリーズも終わりかと思うと寂しいかぎりだ。本書を読み進めると、現在のロシアと瓜二つと思ってしまった。ロシアのウクライナ進行を予言したかのようだ。流石トムクランシーと言わざるを得ない。続きが気になるので、第2巻に突入。
2015/03/25
Panzer Leader
前作でどちらかというと米国寄りだったロシアが悪の独裁国家に変化する様をゴルバチョフ誕生以前から延々と続くシロヴィキ・グループの存在、現職大統領のコピーの様なヴォローディン大統領、混迷するウクライナ情勢などを絡めて描く導入部。一体どこがフィクションとノンフィクションの境目なのか分からない描き方が秀逸。2巻目以降も楽しみ。
2016/02/15
starbro
巨匠トム・クランシーの遺作です。「レッド・オクトーバーを追え」から始まり30年間数多くの作品で楽しませていただき大変感謝すると共に、ご冥福をお祈りいたします。ここ数年は年末・年始のお楽しみとして毎年心待ちにしていました。これが最後かと思うと残念でなりません。今のウクライナ情勢に照らし合わせて堪能したいと思います。トータルの感想は全四巻読了後に記載いたします。また読書メーター登録数が区切りの750冊目となりました。今年のとりあえずの目標は1,000冊の登録です!
2015/02/09
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