なぜ記憶が消えるのか: 神経病理学者が見た不思議な世界 (新潮OH文庫 90)
なぜ記憶が消えるのか: 神経病理学者が見た不思議な世界 (新潮OH文庫 90) / 感想・レビュー
零水亭
(2001年頃、読みました)「神経内科学」の話。著者の豊富な診療経験から、色々な興味深い神経疾患が解説されてます。仕事関係で(あまり気乗りせずに)読み始めた本ですが、面白くて、ぐいぐい引き込まれました。 ハンチントン舞踏病の章は、色々と考えさせられました。
ATS
★★★非常に面白かった。翻訳本にありがちな読みにくさもほぼない。しかし、医学的なことを扱っておりまったく知識がない人には読みにくいと思われる。医学に関わっている人や医学に興味がある人におすすめ。内容はアメリカの神経科医である筆者の臨床経験短編集といった感じでしょうか。主には診察室に訪れる患者から得られるヒントをもとに臨床推論(いわゆる推理)をしていく。オルガスムスに至ると偏頭痛がおこると訴える患者の秘密とは?手術中に記憶を失った外科医に起こったことは?など。苦言を呈するとすれば絶版であるということか。
2018/02/24
mari
勉強の一貫としても役にたったし、普通に読みものとしても楽しめるほんでした。。
2011/11/22
Akiro OUED
神経内科医の守備範囲は、偏頭痛から舞踏病まで幅広い。パーキンソン病を治療する『レナードの朝』は、神経内科医の物語なのか。神経内科医の武器は投薬だけど、物価上昇を補助金投入で散らす政府のやり口に似てる。だが、投薬で根治することはあっても、投金で国民生活を根治することはできない。
2023/05/30
樽
オリヴァー・サックスと同系統?第7章は泣かせる。
2016/01/24
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