僕はいかにして指揮者になったのか: ライフ・キャン・ビー・ビューティフルや忘れられないレニーの言葉を胸に、ユタカは己 (新潮OH文庫 103)
僕はいかにして指揮者になったのか: ライフ・キャン・ビー・ビューティフルや忘れられないレニーの言葉を胸に、ユタカは己 (新潮OH文庫 103)
- 作家
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2001-06-01
- ISBN
- 9784102901038
僕はいかにして指揮者になったのか: ライフ・キャン・ビー・ビューティフルや忘れられないレニーの言葉を胸に、ユタカは己 (新潮OH文庫 103) / 感想・レビュー
みさと
指揮者佐渡さんが自分自身の前半生を振り返って書いた自伝。小澤征爾やバーンスタインと出会い、指揮者として世界に羽ばたき始めるまでを綴っている。 僕らが振ってもらっていた若い頃の佐渡さんがそこにいるようで、思いっきり引き込まれた。
2017/08/27
太田康裕
佐渡さんは、いつも楽しそうに指揮している印象なのだけど、その理由とその裏にある誰よりも重ねた努力が垣間見える。この文庫版後書きの指揮者になりたがる人に向けた「小澤征爾にはなれない」、如何に指揮をするか突き詰めるしかないって話は立川談春の「赤めだか」に出てくる、さだまさしと談春のエピソードを思い出して、ああ出会うべくして出会うんだなぁと思ったり。
2015/06/20
菜の花
いまや世界的指揮者となった佐渡氏の、30代半ばまでの半生を描く自伝的エッセイ。ちょ、関西弁のバーンスタイン!(笑)。色々あって、きっと凄く大変だったはずなのに、語り口が明るくて前向きで、しかも変に謙遜することもなく、たのしくなってくる文章です。指揮者コンクールのくだりって、ほぼ「のだめ」ですね。というか、「のだめ」が後ですけどね。
2012/02/18
シモり
コンクールで審査員と喧嘩してたりするのが、らしいなぁ、とか思うのですが。
Figaro
破天荒な図太い生き方。レナード・バーンスタインとの師弟関係のあたりも興味深い。
2009/03/07
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