KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

東京少年昆虫図鑑: むしとまちをめぐる46話 (新潮OH文庫 105)

東京少年昆虫図鑑: むしとまちをめぐる46話 (新潮OH文庫 105)

東京少年昆虫図鑑: むしとまちをめぐる46話 (新潮OH文庫 105)

作家
泉麻人
安永 一正
出版社
新潮社
発売日
2001-07-01
ISBN
9784102901052
amazonで購入する

東京少年昆虫図鑑: むしとまちをめぐる46話 (新潮OH文庫 105) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ホークス

2001年刊。1956年生まれの泉麻人氏が、子供時代に東京で出会った虫のミニ図鑑。46種それぞれにエッセイと美しいイラストが添えてある。文章は穏やかで時々ちょっとクール。なんて事ないディテールが5歳下の私には懐かしい。落ち着いた和服のようなアカタテハを静かな路地裏で度々見た話。昔はたくさん居たアゲハの翅がハッとするほど上品だった話。町中でもシオカラトンボを見られる場所が結構あった話。マンションに引っ越す前は、カナブンやカマキリが窓から飛び込んで来ていた話。著者のオタク心は虫によって養われたようだ。

2022/07/24

つちのこ

2001年購入。何度も再読を繰り返している大好きな作品。昭和30年代生まれの男子は、みんな虫好きだった。食事中に電灯めがけてドウガネブイブイが飛び込んできた話とか、俗に「便所コオロギ」と呼んで嫌ったカマドウマなど。身近な虫の話をノスタルジックに語る文章もいいが、何といっても驚くほど精密に描かれた安永一正氏の絵が最高。これを眺めるだけでも損はしないはずだ。(2007.2記)

2007/02/18

はえ太

おなじみの昆虫たちをめぐるエッセイ集。イラストも美しい。

むん

昭和40年代初頭の下落合がこんなに虫がいたのかと羨ましくなりました。安永一正さんのボタニカルアート調の挿絵が素晴らしい。

2012/10/23

いわさんたろう

泉麻人さんって本当に子供の頃のことをよく覚えてますよね。同年代なのにほとんど何も覚えていない。

2007/07/23

感想・レビューをもっと見る