サービスの達人たち: ヘップバーンを虜にした靴磨きからロールスロイスのセールスマンまで (新潮OH文庫 124)
サービスの達人たち: ヘップバーンを虜にした靴磨きからロールスロイスのセールスマンまで (新潮OH文庫 124)
- 作家
- 出版社
- 新潮社
- 発売日
- 2001-10-01
- ISBN
- 9784102901243
サービスの達人たち: ヘップバーンを虜にした靴磨きからロールスロイスのセールスマンまで (新潮OH文庫 124) / 感想・レビュー
cooちゃん
例の外国人が両手を合わせた『オモテナシ』ではない。サービスとは奥深い職人技。どの人物も魅力溢れ、あゝ実際に会ってみたい!と思わせる。著者の微妙で細やかな描写の文章か読者を引き込ませる力に優れているからであろう。各人物と親しくなり魅力を引き出すご本人のチャームがきっとあるからだろう。が、それ故に、タイトルがちょっとパッとせず残念賞。http://s.ameblo.jp/cooaloha/entry-12153169819.html
2016/04/23
きじねこ
シューシャイン(靴磨き)の源ちゃんの言葉に、一流のサービスを受けるためには、受ける側にも心構えが必要であると思いました。 源ちゃんに磨いてもらうため、靴を預けていく人々のうち、何割かは、引き取り日に来ないといいます。その日に、靴が1番よい状態になるよう苦労している源ちゃんの思いなど知らずに。源ちゃんは、引き取り手が来ない靴に、大切にされてないんだねと声をかけます。身に染みます・・・。
2011/08/08
ウチ●
著者が記しているように、サービス業のプロフェッショナルについて書いた本である。物づくりの職人について書かれた本は多いが、サービスの技術は誰かが記録しないと残らない。当書の仕掛け人、元ダ・ヴィンチ編集長・亀谷誠氏のコメント「都市生活のセンスや粋について理屈っぽく、スノッブに書いた本はいくつもあります。けれど僕は好きになれません。野地さんの書いたものを読んで、僕は都市の粋や格好よさはこう書けばいいんだ、と納得したんです。」に共感。サントリー山崎蒸留所「チーフブレンダーの技と素顔」が良かった。街と時代の反射鏡。
2013/11/30
トントン
古い話でしたが、サービスとは何かを考えることが出来ました。
2016/11/30
Margate
『サービスの達人たち』 by 野地秩嘉 新潮社 2001年10月 もっと広い範囲でのサービスを指すのかと思ったら かなりマニアック・・・というか、職人芸の世界でした
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