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隠蔽捜査

隠蔽捜査

隠蔽捜査

作家
今野敏
出版社
新潮社
発売日
2005-09-21
ISBN
9784103002512
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隠蔽捜査 / 感想・レビュー

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starbro

今野 敏は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。隠蔽捜査シリーズ、未読の初期作品読破週間開幕です。まずは第一弾、『隠蔽捜査』から。最初はガチガチのキャリア官僚で小学生の時に虐められていたとは思いませんでした。シリーズ第1作だけあって、読み応えがありました。続いて『隠蔽捜査2 果断』へ。 https://www.shinchosha.co.jp/matome/article/75/

2019/09/10

koba

★★★★☆

2014/03/20

みっちゃん

読友さん達のつぶやきやコメントを拝見して、いつかは読みたい!と思っていたのです。でもこれは、今まで読んできた警察ものとは違いました。犯人を追い詰める描写はなく、主人公が何と!キャリア官僚の権化の竜崎を「イヤな奴…」と白い目で見てら、何事にも筋を通し、ブレない彼が段々カッコ良く見えてくるのです。一番父親らしい、一番警察官らしい道を選び取った彼にハイタッチしたい!ラスト1行「これから、おもしろくなりそうじゃないか」竜崎さん、私も同感ですよ!

2014/10/24

kazu@十五夜読書会

主人公は東京大学法学部卒の警察庁長官官房総務課長の竜崎伸也。警察官僚の日常から物語は始まる。今まで読んだ警察関係小説では、捜査現場トップに立ち指揮をするキャリアは、出世欲の塊で手柄は持っていくが責任は部下・ノンキャリアに丸投げの嫌らしいエリート官僚が主。読み始めはこの人物のシリーズをこれから読むのかとげんなりしたが、『国家公務員』とは、こうあるべきという主人公の信念と行動に惹きこまれるが、警察官僚同期となる小学校同級生伊丹、家族が竜崎のエリート人生に大きな転機を与える。展開が斬新で妻の存在が大。

2013/03/11

オーウェン

2作目の果断が面白そうだったので1作目から読了。 警察小説の中では異色といっていい、エリートなのに他者への迎合やヨイショが一切ないキャリア組の竜崎。 その中で家庭の不祥事によって、いち警察署の署長に格下げとなる。 普通は依頼退職だとかの道がキャリア組なので当然だが、この竜崎はそれを受け入れる。 署内でも変人ぶりが話題となるが、これを地で行く竜崎は逆に今の時代新鮮に映る。 この竜崎がブレないので、他のキャラとの対立が明確に際立つという構図がお見事。 後のシリーズも楽しみです。

2022/02/23

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