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大川契り: 善人長屋

大川契り: 善人長屋

大川契り: 善人長屋

作家
西條奈加
出版社
新潮社
発売日
2015-11-20
ISBN
9784103003175
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大川契り: 善人長屋 / 感想・レビュー

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紫 綺

善人長屋シリーズ3作目。やはりこのシリーズはいい!!特に連作短編がいい。最後から二作は書き下ろしで特に良かった。コメディ調の人情ものでありながら、きっちりシリアスなところも盛り込んでとてもバランスの良い仕上がりになっている。一気に読ませる名作。

2015/12/06

おしゃべりメガネ

なんとか読み切りました。シリーズ3作目。なんだろう、面白いは面白いのですが、夢中になって読み進めれるほどの集中力はなく、どちらかというと惰性でパラパラと読んでしまった感が否めません。登場人物が多数でてきており、自分の中でこの人がとても魅力的なキャラが最後まで定まらなかったのもあるのかもしれません。やっぱり最後まで「お縫」は苦手だったなぁ。なんだかんだいって、「お縫」の両親が一番よかったかも。「加助」は最初はいい味だしてましたが、なんとなく後半は失速気味だったかなと。他の西條さん作品にチャレンジします。

2022/05/18

いつでも母さん

好きなシリーズの新作。年の瀬になにやってんだろと思いつつ西条奈加の綴る善人長屋の世界に浸ってしまいました。自分の心が揺れてる所為か、鴛鴦の櫛・大川契りには泣かされたなぁ。お縫いの両親の過去のいきさつ・・儀右衛門とお俊良い夫婦だなぁ。「何があっても折れやしない」か・・深いなぁ。お縫いの無事が分かった時の文吉の早とちりも微笑ましい。まだまだ続いて欲しいシリーズですね。

2015/12/31

はる

「善人長屋」シリーズ3作目。前作は少し殺伐としすぎでイマイチでしたが、今作は人情味のある短編集。バランスが良く、楽しめました。こういう作風ならもっと読み続けたいですね。長屋の住人で唯一、本当の善人の加助がいい感じです。

2016/01/24

ゆみねこ

シリーズ第三弾、真の善人・加助以外は全員裏稼業を持つ善人長屋。差配人千鳥屋の家族の話を織り込んで、今作も面白く読了しました。さて、お縫ちゃんの幸せもそろそろかしら?

2016/04/16

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