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せき越えぬ

せき越えぬ

せき越えぬ

作家
西條奈加
出版社
新潮社
発売日
2019-11-20
ISBN
9784103003182
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せき越えぬ / 感想・レビュー

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いつでも母さん

西條さんの新刊。装画のイメージよりも物語の主役たちは若く読み易い。箱根の関が舞台。越える者、留まる者それぞれの立場と夢、希望いろんなものひっくるめてそこに人生が運命があったのだなぁ。友情って好いなって素直に思えた。番士・武一のその後の物語も期待したいのだが、どうだろう?

2019/12/11

初美マリン

箱根の関所を舞台として、身分をこえた友情物語、読後感は、良いが、想像通りの展開で読みなれた感じがしました

2020/03/25

とろとろ

一気読みで、さらっと読めた。主人公の性格が小説にも反映されていると思うくらい、善悪はっきりしているし話は手っ取り早いし何の伏線も裏もない。参考文献も載っているので(最近はちゃんと書いてある小説が多いな)、箱根の関所がどんな場所か周辺の地形はどうなっているか、どんな勤務形態か手に取るように理解できて面白かった(以前ブラタモリでも地形は紹介されているから、ばっちり基礎知識はあるし駅伝大好き人はぜひに!)。出会いと別れがメインでちょっと切ないけれど、主人公には結婚して幸せになって欲しいから、ぜひ続編が読みたい。

2020/01/19

ゆみねこ

箱根の関所の関守となった若き小田原藩士・武一。関を越えるもの引き返すもの。武一と仲間たちの友情の物語でもあり、楽しく読了。

2019/12/13

紫 綺

江戸時代版お仕事小説的、コミカルなストーリーを予想していたが、終盤は手に汗握るシリアスな展開。もう少し握っていたかったが、ホッと胸撫で下ろす結末に安堵感が漂う。文章の溜めと間が絶妙!

2019/12/30

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