月の恋人~Moon Lovers
月の恋人~Moon Lovers / 感想・レビュー
takaC
なんだか連ドラ染みた話だなと思いながら読み終わってあとがき読んだらまさにそういう企画モノだったと書かれてた。本の厚さに対して中身の薄い話でした。
2017/10/05
財布にジャック
道尾さんが原作で月9が放送された時、即飛びついて観始めましたが、2回で挫折しました。リベンジの為に原作本を購入。恋愛系は苦手なんですが、不覚にも引き込まれて一気に読了させていただきました。道尾さんは恋愛物を書かせても、伏線の張り方や、演出が巧く、嬉しい驚きで一杯でした。たまにしか恋愛物読まないせいか、久しぶりに胸がキュンとなりました。でも、折角道尾さんの原作を使うなら、次回はミステリーをドラマ化して貰いたいです。
2010/11/22
しろいるか
今回は辛口です。ごめんなさい。月9ドラマの為に書き下ろされた作品だそうだが、ホントに道尾さん?まるでノベライズのよう。蓮介がまんま『キムタクがよく演じるタイプの男』なのも鼻についたし。ストーリーもさくさくと読めるものの、よくある話、よくあるキャラであまり新鮮味が無い。特にシュウメイのスキャンダルやマストポールとの結末はご都合主義過ぎでがっかり。経営者同士の浮沈をかけた話し合いがあんな甘いか?辛口ばかりも何なので、上海での弥生と宿の女主人リーファとのやりとりと、弥生祖父の松の話は良かったと言っておきます。
2011/04/19
おかむー
タイトルからして「あれ?」と思いつつ、読み始めてみたらやっぱりやけに月九っぽい感触。あとがき見てググってみてキムタク主演でホントに月九だったと知って変な笑いが出ましたわ。『もうすこしです』。ドラマ版とは設定と登場人物の一部が同じぐらいで別物なようですが、物語上必要な二転三転はあるものの、最後に大きなどんでん返しもなく無難な月九ドラマの域をでないおハナシだったなぁ。道尾作品として見なければ「まぁ悪くないんじゃね?」でよかったと思うと、逆になんでコレを道尾秀介が書いたのか不思議に思ってしまったよ。
2015/05/24
ちはや@灯れ松明の火
よく似た世界に住まう同じような人々、けれど決して触れ合うことのない平行世界。昼ドラ的ドログチャ感を加えたバブリートレンディ系のドラマとは異なり、こちらは非情になろうとしても詰めの甘い青年社長と不運続きでも楽天的な元派遣社員の進展の遅い下町臭漂う恋愛コメディ。気さくなおっちゃん達、アメンボ、線香花火、巨大明太子おにぎり、メロンとエゾマツ。二人を結びつける泥臭くも郷愁を揺さぶるアイテムと彼等の繋がりを示すような4つの●。…え、4?蓮介、弥生、シュウメイで、残りの1つって誰だ。真絵美はそこまで出番ないだろう。
2010/06/30
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