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秋の大三角

秋の大三角

秋の大三角

作家
吉野万理子
出版社
新潮社
発売日
2005-12-15
ISBN
9784103006312
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秋の大三角 / 感想・レビュー

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七色一味

読破。読み易くはあったけど、どうもバランスを欠いたような印象の作品でした。青春物にする予定が、何らかの不都合が生じて、ファンタジーと言う小道具でなんとか当初のエンディングに持って行ったような──。あと、固いイメージもありましたねぇ。キャラ全体的に堅く扉を閉ざしているような。両親の不和も、結局は何が原因で元鞘に戻ったのか不明だし…。

2013/01/26

星群

夏の大三角、冬の大三角、そして、秋の大三角…はないんですね。星に疎くて、タイトルが『秋の大三角』だから、秋の大三角もあるのかと思ってしまいました。…そうか、そしたら、私は、里沙と一緒に妄想を見たってことか。夏から冬へ。キス魔の痴漢、記憶喪失の恋人、眠ったままの姉。不思議で切ない、秋の大三角でした。

2013/08/22

アメフトファン

面白かったのは面白かったですが、ファンタジー感が中途半端な感じで消化不良です。みなとみらい大好きな方にはお奨めです。女子の気持ちを理解するのって難しいな~と思いました。

2014/02/01

チガ

吉野万理子さん4冊目。すっかりお気に入りの作者さんの1人です。横浜が舞台の学園ファンタジー、少しミステリーな部分もあったかな?正直あらすじを見た感じはどうかなぁと思ったけど、続きが気になり一気に読みました。ラストは少し寂しさが残りましたが、面白かった。憧れの先輩の彼氏という男の正体とは?そしてミステリアスな先輩は何を抱えているのか。主人公、色んな問題を抱えすぎて大変だったけど、最後に成長も見えましたね。

2012/09/13

野のこ

女学校が通う電車で痴漢騒動。情報収集を依頼した憧れの先輩から次々と謎が生まれる。幽霊の彼氏や事故で眠り続ける姉。里沙の「復讐ですか?」に勘の良さを感じた。彼の「本当のことを言っても嘘を言っても君は信じないよ」が印象的でクライマックスでも何を信じれば良いのかドキドキ。表紙の女の子のように駆け抜けるようにテンポよく読めました。星のように「美しい景色は遠くで見ているに限る」かぁ。最後は切ない男女の三角形。里沙のゼククリップを折り曲げる癖、子どもの頃に私もしちゃったわ。

2016/11/28

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