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生還

生還

生還

作家
石原慎太郎
出版社
新潮社
発売日
1988-09-01
ISBN
9784103015055
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生還 / 感想・レビュー

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Taito Alkara

表題の「生還」はよかったのだが、それよりも13年前に発表された二編は途中で読むのをやめた。時とともに文体が変わったせいなのだろうか? 読みやすさが違った。

2017/04/27

そうたそ

★★★☆☆ 悪くなかった。今まで読んだ慎太郎氏の作品と一風違う。まずかなり読みやすい。慎太郎氏独特の小難しい言い回しは見当たらず、割と平易な文体、分かりやすいストーリー展開だ。で、内容はといえば治癒の見込みのない癌と診断された男性が、身の回りのあらゆるものを捨て、わずかな可能性に賭け治療に励んだところ治っちゃったのだが……というものであり、まあ面白いっちゃ面白い。へぇ、石原慎太郎ってこんなのも書くんだ、と思えるという点では貴重な作品。個人的にはなかなか面白く読めた。残りの二編はまあいつもの慎太郎です。

2013/03/10

らんちあ

いいタッチ

2022/02/24

ハルトライ

院内が一番僕にとっては面白かった。幻想小説的というか、珍しくSF的な要素を入れて、慎太郎らしからぬ内容になっているところが、なかなか魅力的だなと。他の二編も相当面白いのだが、残念ながら、僕は「存在」というものに生来から興味が無いので生還はそこまで胸に来なかった。孤島は一番、最後のセリフがバシッと決まっていて、おーっ、となる。

2014/07/18

akiko

×

2013/04/15

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