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わが人生の時の時

わが人生の時の時

わが人生の時の時

作家
石原慎太郎
出版社
新潮社
発売日
1990-02-01
ISBN
9784103015062
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わが人生の時の時 / 感想・レビュー

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耳クソ

こんなに素晴らしい小説を書くことができるのに、どうしてあなたは石原慎太郎なんだ。

2024/11/07

yuki

作家・石原慎太郎を知りたいならこの一冊という感じで語られていることが多いけれど、なるほど面白かった。ダイビングやヨットなんて全然興味ないし、怪談等の不思議な出来事を扱った話も筋としてはそんなにと思うんだけど。石原さん自身はすごく知的な人なのに、知性や理屈を超えるものに対する畏敬も持っているというその距離感が良いのかな。戦中・戦後間もない頃のマッチョイズム漂う思い出話や、ホモに対して露骨に嫌悪感をあらわすところなど、うーんと思わなくもないけど、それほど嫌な感じはしない。まあ、政治家には向いてないと思う。

2017/04/30

nezumi

例に漏れず、福田和也氏の作家の値うちがキッカケで読んだのだが、とても良かった。 小説家にして海の男である石原慎太郎が故に書ける、その時代に流れていた理を感じた。 最後に大江健三郎氏がこれを書くキッカケであったと書いていたが、その後の二人を思うと哀しいものがある。 大江健三郎は石原慎太郎の死をどのように思ったのだろうか

2022/12/21

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