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三島由紀夫の日蝕

三島由紀夫の日蝕

三島由紀夫の日蝕

作家
石原慎太郎
出版社
新潮社
発売日
1991-03-01
ISBN
9784103015079
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三島由紀夫の日蝕 / 感想・レビュー

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harass

図書館で拾い読みをしていると面白いので借りる。三島と同年代で親交があった著者が三島の死後20年たって書いたエッセイ。スポーツマンである著者からみて、運動のセンスが皆無なのは明白で、それでいて自分も世間も誤魔化そうとしていたという。天与の文才だけで満足できなかった三島の不幸を当時の逸話や考察。本論自体は短く、当時の三島との対談が三本収録されている。石原と三島の資質の違いがよく分かり、石原が政界に進むのも理解できる。面白いのは、三島自身政界進出も考えていたらしく、先を越され苛立ったという三島。資料としても○。

2018/06/21

白のヒメ

都知事だった頃から、虫が好かなくていたし、だからこそ、この人の書く物にはまるきり興味は無かったのだけれど、三島氏つながりで手に取ってみた。だけど、妬みと嫉妬しか感じられない。この人、本当に性格悪いね。10歳以上年下の文人として凡人の自分と、不世出の天才三島氏を対等に書こうとしている。途中で読むのをやめた。時間の無駄。

2014/02/03

rinrinkimkim

好きすぎてバカにした?上から目線でバカにしたか?三島さんを最初から最後まで奇異だの運動神経がないだのとひどいもんです。お亡くなりになって20年もたっているというのにここまで書くとは!いやむしろその酷い扱い方にあっぱれ感すら、持ってしまった。ドナルドキーン氏他著名な人達も同意見だったと主張までしているんですよ。三島さんは「自分に嫉妬していた」的発言もありましたが、実は嫉妬してたのは石原さん、あなたでしょ?と突っ込みたくなりました。他人に妬みを持った時読むとみっともないことしないでおこう!って思える1冊です!

2021/01/23

トマズン

思い出話ではある筈なんだけど、始まりから終わりのあとがき迄 三島の着飾った性格部分を赤裸々に語り尽くすといった感じで 罵詈雑言ばりに三島を詰るけど 親愛さも持っていて、著者の三島に対する眼差しは親密度の表れだと思う。 この本書を読んで確かな事は、三島由紀夫は断然に可愛いという事。

2015/09/10

るうるう

言いたいことはわかる。

2018/02/01

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