KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

哀しみの女

哀しみの女

哀しみの女

作家
五木寛之
出版社
新潮社
発売日
1986-11-01
ISBN
9784103017196
amazonで購入する

哀しみの女 / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

みも

表紙カバーはエゴン・シーレ作「どこかみだらな気配のただよう唇。そして、まるで湖のような大きな目。そのかすかに赤らんだ目が、わたしをじっと絵の中から見つめたのだった。」初めて知る画家である。確かに、この絵に射すくめられた僕は蛇に睨まれた蛙よろしく凍りつき、果てしの無い虚無の中に吸い込まれそうになる。本作のモデル・ヴァリーと画家シーレとの淫靡で艶麗な関係をなぞる様に物語を構築。情念や矜持を秘めつつ、洗練された態度で自らの生き様を貫く女性。それに反して、男の身勝手さが際立ち、男が書いた女性像と言う感は否めない。

2017/08/08

わんちゃん

何回も何回も読んでいます。 とにかく哀しい。心が痛くなる。でも生きていく。生きていかなくてはいけない。 読み終わると静かに頑張ろうと思う作品です。

2018/06/01

mamaboo

読んでしばらくシーレの画集を見てた。

ジェウト

そしてさらに重ね合わせてしまうのが恋愛小説。

2012/05/17

わたなべ

エゴン・シーレ

2009/12/08

感想・レビューをもっと見る