井上ひさし全芝居 その2
井上ひさし全芝居 その2 / 感想・レビュー
lionne
「天保十二年のシェイクスピア」読了。数十年ぶりの井上ひさし。いかにも井上作品らしい地口、駄洒落の連発で音(台詞)だけで意味がわかるのか心配になる。加えて初演の役者や、劇場についても当て書きの部分が多く、上演のためには手を入れなくてはならない。どのように手入れを施されるのかとても楽しみ。そういえば歌舞伎役者がシェイクスピアを上演するほど流行っていた時代があった。その時代に見たリチャード三世(当時の推し)が換骨奪胎した佐渡の三世次に姿を替えて現れるとは、感慨深い。
2019/12/13
シマヨウコ
「天保十二年のシェイクスピア」を読了言葉のシャワーを全身に浴びるのは気持ちいい。人間の濁を強調して清をあぶり出す。でも、人は清濁どちらかではなくどちらも持っていて、往き来したり併せ持ったりしている。それを再認識しました。最近は濁を隠したり見せないようにする傾向が強すぎるが、清しか見せないと濁りがわからなくなるのではないか。とも思った。
2014/03/28
na
「雨」結局、騙されたのは、地方か中央か…?!
2011/03/07
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