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恋せよ魂魄 僕僕先生

恋せよ魂魄 僕僕先生

恋せよ魂魄 僕僕先生

作家
仁木英之
出版社
新潮社
発売日
2015-08-31
ISBN
9784103030591
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恋せよ魂魄 僕僕先生 / 感想・レビュー

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pukupuku

心の中にぽっかりと穴があいて,抜け殻みたいになってぼぉっとしている。劉欣と両親,旅の仲間達との思い,田欧,旋との因果,涙なくして読めなかった。深く考えることなくぼんやりとお気楽な旅をして,旅の仲間や行く先々で出会う人々と心を通わせ,どんどん成長していく王弁の姿を見るのが楽しかったのに・・・。いつかは終わるのだろうけど,旅は続く。僕僕は終わりのない旅なんてつまらないと言ったけれど,こんなつらい旅がいつまで続くのだろう。大好きなシリーズだから次回もまた楽しみだけれど,できることなら泣かずに読みたい。

2015/09/18

ヘビメタおやじ

どんどん旅の仲間がいなくなっていくのは、なんとも寂しいことです。しかし、それが旅の、人生の本質なのでしょうね。ラストの大きな展開は、まさに物語の終わりを予感させるものです。僕僕との旅から、王弁自身の旅へのターニング・ポイントになのでしょう。仙骨が無かった王弁が、悲しみを重ねて力を付けていく成長を応援したいです。

2017/01/02

万葉語り

王弁が自立してきている。僕僕先生はあまり出てこない。弟子が自分を超えることではなく、自分で道を歩き始める姿を見守ることが師の喜びだという部分が心に残った。それより何より、劉欣が・・・

2015/11/15

たんぽぽ

旅の仲間がずっと固定されているわけではないことはわかっていたつもりだったけど、劉欣がこんな形で…悲しい。物語はどんどん佳境に入っていくのかな?だんだんシリアスになってきた。今となっては、情けない王弁と人を食ったような美少女仙人僕僕ののどかな旅の始まりが懐かしい。

2015/09/17

金平糖

ああ…劉欣‼︎(涙)今回は愛と命について考えさせられた。妹の為に犠牲になってもいいと言うドマ。「お兄ちゃんの命を壊してまでも、自分の命を永らえたくない!」と言うタシ。生まれ落ちた瞬間から長短はあるものの誰もが死という病にかかったようなもの。突然死より余命がわかっているのは幸せという僕僕。医師や薬師は治療延命の為に存在するのに死に逆らえないことに納得出来ない王弁。愛する人を守る為胡蝶となった劉欣と田欧。劉徳の最期の言葉は「お前に関わる人を幸せにするんだ。わしらのためにしてくれたことを、他の人にもしておあげ」

2015/10/18

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