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なつかしい本の話

なつかしい本の話

なつかしい本の話

作家
江藤淳
出版社
新潮社
発売日
1978-05-01
ISBN
9784103033042
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なつかしい本の話 / 感想・レビュー

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シルク

これは面白かった。「このむっつり助平の変態予備軍S疑惑野郎め」と思う箇所も若干あったが。。(汗) …病気で寝込んでいた少年の日、傍らにはいつも本があった。こども向けの本なんてとっくに読み終えて、家にあった各社の円本に少年の手はのびた。そのぶ厚い本をめくる時、いつもからだにのしかかっている倦怠感、微熱は遠ざかり、この世には少年の私とその本だけになる。本は私を慰撫してくれた…てな自叙伝。講談社の絵本『孝女白菊』は、知ってる~。墨染の衣をまとった、白菊のお兄さま(※血は繋がってない。許婚)にときめいたものだよ。

2022/02/13

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