雨の木を聴く女たち

モリータ

◆1982年新潮社刊。◆2023/3/19六甲古本市で拾い、既読本棚へ移す。

realized

いい意味で、読んでいてとても疲れる作品だった。とにかく内容が濃い。今までの大江作品に比べメッセージ性は少ないように感じたが、面白かった。「雨の木」は宇宙のメタファーであり、大江氏が育った村のメタファーでもあることを知り、なるほどなあと思った。その意味で、この作品も氏の「大瀬村サーガ」の一つと言えるだろう。

2010/10/11

悸村成一

一人称「僕」小説。ISBN無し。図書館本。71

2018/05/25

ひつじのよう

図書館で借りて、返却日に間に合うようにと急き立てるようにして読み進めたのだけど、この本はそういう風に急いで読む本ではないなと思った。 もう一度、じっくり読みたいので本を買うかもしれない。この本は私にとって意味のある本だから。

2017/11/13

yoyogi kazuo

最後の泳ぐ男が凄い。私小説とマジックリアリズムを混ぜたような独特の文体は中毒性がある。

2021/01/26