救い主が殴られるまで (燃えあがる緑の木 第 1部)
救い主が殴られるまで (燃えあがる緑の木 第 1部) / 感想・レビュー
amanon
20数年ぶりに再読。『100分』で取り上げられていたが、個人的には続編にあたる『宙返り』の方が傑作だと思えたというのが正直なところ。まだ、三部作の内の一作目だから、はっきりしとしたことは言えないが、『宙返り』にあった、切迫した雰囲気や、深い宗教的テーマが今のところ希薄だという印象が拭えない。ただ、ラストでのギー兄さんとサッチャンとの性交シーンとそのことで二人が得た新たな局面には、今後の展開が期待できそうな兆しはあるけれど。また、ギーとその父親及び義母との関係性が気になる。前編の『懐かしい~』も読みたい。
2024/08/20
林克也
とにかく大江健三郎である。そういう話。
2003/04/19
YH
一瞬よりはいくらか長く続く間
2023/07/18
感想・レビューをもっと見る