私解説
私解説 / 感想・レビュー
ちびたぬき
正直寂聴さんの小説はあまり読む気にならず、今までに『夏の終り』と『女人源氏物語』しか読んでいなかった。 この本は、「瀬戸内寂聴全集」に収録された自作の解説を1冊にまとめたもの。朝読書にちょうどいいと思い、少しずつ読んでいった。寂聴さんの伝記を読んだような気持ちになった。小説家としての眼差しで数多くの人を眺め、数多くの偉人に会い、数多くの作品を生み出しながら、決して驕らない姿勢。いつしか夢中になって読んでいた。読みたい小説が一気に増えた。少しずつ読みたい。
2023/05/20
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