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笑犬樓よりの眺望

笑犬樓よりの眺望

笑犬樓よりの眺望

作家
筒井康隆
出版社
新潮社
発売日
1994-05-01
ISBN
9784103145226
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笑犬樓よりの眺望 / 感想・レビュー

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そうたそ

★★☆☆☆ 断筆宣言あたりのエッセイを収めた一冊。とにかくぎっしりな内容で筒井色全開の内容は読んでいて爽快である。内容は普段のエッセイからすれば「噂の真相」というところに連載されていただけあって、社会派・ゴシップ色の強い内容が多い気がする。こういうの読むと、改めて筒井康隆ってあんなにドタバタもの書いてても、相当頭いいんだなあと思う。 

2017/10/26

吉右ヱ門

特濃。エッセイとかコラムは、基本話し言葉で日常の雑事や胸中などを軽妙に書くことがほとんどですが、この本はみっちりぎっしり文字が詰め込まれ、内容が濃いので読むのに時間がかかる。毒舌っぷりが愉快で、罵る語彙の豊かさがまた楽しい。過激な言葉もあるけれど、最初からちゃんと読んだら真意というか愛情がちゃんと汲み取れて、感受性の強さにぐっと来ます。特にマスコミへの批判のくだり。強い意志でもって綴られた文章にただただ圧倒されました。書かれた日から随分時は経っているのに、なんにも変わっていないヨノナカにもびっくりしたかも

2010/07/22

おどやまおどす

1996

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