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数えからくり: 女錠前師緋名

数えからくり: 女錠前師緋名

数えからくり: 女錠前師緋名

作家
田牧大和
出版社
新潮社
発売日
2010-10-01
ISBN
9784103157328
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数えからくり: 女錠前師緋名 / 感想・レビュー

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藤枝梅安

女錠前師緋名が再び登場。主要人物ほぼ全員が美男美女。人間関係複雑。文章も飛躍が多く、かなり後になって謎解きがある。数え唄・座敷牢・10年前の事件など読者の集中力を試すような「からくり」が満載。からくりが満載でストーリーのまとまりが今一つ。なんというか、人間の感情を後付けの理屈で説明しようとしている気がして、正直楽しめなかった。この作者の小説を「楽しもう」というのは「お門違い」なのかもしれないなぁ。もう少しわかりやすく書けると思うのだけれど、それもこれも私の読解力と記憶力不足のせいなのだろう。

2011/05/04

ねむねむあくび♪

図書館の本。面白くて、一気読み~(* ̄∇ ̄*)♪お緋名も唐三郎も甚八も、気持ち良いお節介な人々だね~(*^。^*)どろりとした因果な話も救われる。最後の「ねじくれた暗いものを宿す」のは、皆同じだと思う。清濁を飲み込んで、真っ当に生きるべし!(* ̄∇ ̄*)(笑)

2014/03/05

万葉語り

シリーズ2作目。1作目が未読なので図書館で探そう。女錠前師の緋名が直参旗本三井家の座敷牢のカギを頼まれる。中にいるのは心を壊した当主の妹で、不思議な数え歌をうたっている。屋敷を抜け出しては血だらけになって帰ってくる娘と、硯問屋大門屋の美人姉妹の妹が殺されたことが最後につながってくると、うすら寒さと憤りを感じた。2018-9

2018/01/13

ゆみねこ

女錠前師緋名、髪結い甚八がそれぞれ依頼された仕事先で不穏なものを感じる。座敷牢に閉じ込められた姫君が歌う謎の数え唄が、カギになる。物語の内容は重くて少し辛かった。猫の大福が大活躍。

2013/11/11

ゆずぽん

女錠前師シリーズ2作目。旗本三井家から注文が、それは姫を幽閉するための、開かずの錠前だった。今まで以上にミステリー色が濃くなっています。相関関係が複雑になっていて、ラストまで絡んだ糸はほぐれません。心の闇が元凶なので、謎が解けた後もスッキリ感なくドヨ~ンとした読後だけど面白かった。

2017/10/11

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